マヅックの話をしよう 第一回 HAMA研所長 その1 文:主任@HAMA研 |
本家「マジックの話をしよう」の再開は予定されているんですが、いかんんせん担当の二人はどちらも忙しい身。 そこで再始動までの行き当たりばったり緊急場つなぎパチモン企画「マヅックの話をしよう」 第一回は誰を呼ぼうか迷った末、アポ無しでも呼べるウチの所長に決定。 例によってどうでもいい話ばかりですが…。 |
主任: | イヤイヤ、どうもどうも。今日はよろしくお願いします。 |
所長: | よろしくお願いします…って今日は何?札束のテープとるんじゃなかったの? |
主任: | ついでだ、モノのついで。 時間が無いから「マヅックの話をしよう」記念すべき一回目のゲストはお前でイイ。 |
所長: | お前でイイって…ゲスト?身内じゃん。 そもそも「マヅックの話をしよう」ってなによ?言い辛い。「ゴノレゴ」とか「ノレパン3世」とかの眷属? |
主任: | ま、あくまでその場しのぎのパチモン企画なんで…ネーミングとしては基本でしょ。 その他の候補としては「マシヅクの話をしよう」とか「マヅシクの話をしよう」とかあったんだけどね…。 |
所長: | 「マヅシクの話をしよう」って人類に発音できないじゃん。 クトゥルフ神話の神の名前か? |
主任: | だから消去法で「マヅックの話をしよう」に決定したんですよ。 で、今日は所長さんのマジック初体験を迎えた時の話とか聞いてみたいんですが? |
所長: | 何か聞き方がエロいな。 …でもお前全部知ってんだろうがよ。そもそも「マジックの話をしよう」のとき話したし。 |
主任: | いやいや、あれはいわば感染経路を特定できたに過ぎんでしょ。 「達人と名人」っていうゲーセンが病気の発生源なのはわかった。 僕としては「はじめてだけど…この人とならいいかな」と思っちゃった瞬間の話が聞きたいわけ。 |
所長: | だからエロいっての。 ん〜じゃ、ちょっとまって。今、何か考えるから。 |
主任: | 何だよ、「今考える」って。 |
所長: | …ん、思いついた。 君、一時期東京近郊に住んでたから知らんと思うけど僕ねえ、君がいない間に高熱出して死にかけた事あるのね。 |
主任: | ほう。それで? |
所長: | で、親父が病院に連れて行こうとしたんだけど車が雪だまりにタイヤ突っ込んじゃって動かなくなっちゃったのよ。 そこにスゴイかっこいい髪型したニーチャンが通りがかったんだけど、その人がねタイヤの下にガクランを敷いてくれてね。 おかげで車は無事に脱出、お礼をしたいと思い名前を聞いたもののそのニーチャンは名前も告げずにボロボロのガクランを肩にひっかけて行っちゃったのよ。 でもね、雪の上になんかカードが落ちててさ…ソレがマジックとの出会いってわけよ。 ってなワケで俺は今でもそのニーチャンと同じ髪型にしてるんだけどよ…誰がサザエさんみたいな頭だってドララ。 |
主任: | ほう、沖縄で雪だまりねえ…スゲーいい話聞かせてもらっといてなんだけどさあ、僕その話そっくりなの聞いたことあるんだわ。いやね、東方杖助って人の話なんだけどね。(※1) |
所長: | ……だから今考えたって言ってんだろうが! だいたい5、6年も前の話だよ。そんなものイチイチ覚えてるかっての。 気づいたらゲーセンの2階で《死の掌握/Deathgrip(5th)》と《生の躍動/Lifeforce(5th)》挟んでにらみ合ってたよ。 |
主任: | 全部嘘ばっかりかよ。 お前、次は少しはホントのコト喋れ。 |
すでに「こんなデッキは札束だ!」を練ったあとに話をさせたので披露困憊、かなりテンションの低めな所長の生の声をお届けできたかと思いますが、誰もそんなもの聞きたくなかったりしますか?そうですか…。 次回は時間軸を下って現在の話。 まるでためにならないことだけは皆様の予想通りかと…。 |
(※1)東方杖助(ひがしかた じょうすけ)…「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」主人公。幼少のころ助けてくれたヤンキーの髪型に憧れ同じ髪型にしている。そのため髪型をバカにされるとすぐキレる。口癖は「ドラララ〜!!」 |