マヅックの話をしよう 
第一回 HAMA研所長 その2                         
文:主任@HAMA研

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本家「マジックの話をしよう」の再始動までの行き当たりばったり緊急場つなぎパチモン企画「マヅックの話をしよう」
引き続き所長でございます。
完全にやる気無しで思いつきと嘘しか喋らぬこの男、どこに埋めてやろうかしら。

主任: 嘘で固めた過去の話はこのぐらいにしてですね、最近はどうですか?マジックやってますか。
所長: ……全然やってません
主任: 終了
お前使えン
所長: しょうがないだろ、大学とか忙しいんだよ。
でも今年はヤルよ。
正月に年内で一回はFNM取るって宣言しちゃったし。(※1)
主任: 義務でやってんのかね君は(笑)。
一応やりたいとは思ってる?
所長: ソレは思ってるよ。
時間があれば遊びたい。
環境変わってから面白そうじゃんね。
僕、全然触ってないから親和とかすらよくわかってないんだけどダークスティール入ったら強そうなんでしょ?(※2)
赤黒好きだからこの色の組み合わせで親和組んでみたりしたいね。
がんばるよ(笑)。
いい加減「カザリモノ」って言われるのイヤだし。
主任: イヤイヤイヤ、あなた立派に「HAMA研のカザリモノ」ですよ。
実際役立たずだし
所長: 失敬な野郎だな。
ま、実際もうちょっとね…役に立った方がいいかなとは思う。
HPから大会の運営から全部君に任せっぱなしだしね。
ここ何年か君ががんばってたおかげでHAMA研の名前がちょっと売れてきてさ、大会で知らない人とか結構いるところで
「私がHAMA研の所長です」
って名乗ると結構ちやほやされるわけ。
悪いな〜とは思うんだけど気分イイからさ。
気分よくなった分は返さんといかんかな〜と最近ちょっと改心した(笑)。
主任: 改心したとかいう戯言を信じるとして、何か今後の展望とかあるの?
所長: ん〜前のねHITOSHI祭り反省会とかHITOSHI骨折祭り反省会とかを読み返したりしてみたんだけど、僕ら言ったことを結構実現してるんだよね。
で、その結果多少盛り上がってきたと思うのよ。
一時期の停滞ブリに比べたらまだマシくらいの話なんだけどさ。
でも成果は出てるんじゃないかしらね。
ちゃんと新たに参入してくれるプレイヤーも増えてきたし、チームもいくつか出来てそれを軸に大会とかも華が出てきたし。
強い人は相変わらず強いから目標としてちゃんといてくれてるし。
ってコトは方針として間違ってないってコトなわけで、今の路線を継承しつつさらに一段ステップアップ?みたいな。
主任: 今の路線って新規プレイヤーは掘る、大会はコンスタントにやる、プレイヤー全体の実力アップってそのくらいなんだけど。
これをどうステップアップするの?
現状僕らがやれることは全部やってると思ってるんだけど。
あとついでに言うと実現してるのは「HAMA研が」ではなく「僕が」やってることなんだが…。
所長: コレだから小者は。
もっとですよ。
もうブリット杯も止まって久しいからとうとうHAMA研杯をやる。
どこか会場借りてデカイヤツを。
主任: ……そんなお金はどこをどうひっくり返しても出てこないんだけど。
所長: アホウ、今年はリーダー山内がHAMA研に参加しただろう。
アイツほぼ就職決まったハズだから、資金提供はヤツから期待できる。
主任: 悪いヤツだな、お前。
ひょっとしてソレを見越してリーダー山内を誘った?
所長: …それもある。
ま、冗談?はさておいて君は僕等の大きな目標を忘れてないかね?
主任: なんかあったっけ?
所長: 金儲けに決まってるだろ。
以前自分で絶叫してたでしょ。
我々も県下においては名が売れてきたことだし、手始めにライフカウンターとか製作して売り出してだな。
主任: ゆくゆくはワインとかウェディングドレスとか売るってヤツか?
そんなので儲かるなら俺それで飯食ってるよ。
無理のムリムリ。
所長: 無理か〜…しょうがないな。
それはさておき有志を募って資金とか賞品を集めて大きい大会をやるってのは本気よ。
夏休みぐらいにやれるといいかな。
会場費にかなり取られるのはしょうがないから賞品は抑え目で…それこそ「HAMA研グッズ」紛れ込ませて名前を売りつつ水増ししてだな。
公認とかだとなお良し。
とりあえずリーダーに詰め腹を切らせて半分は資金用意するから残りは皆さんご協力を、ということで。
主任: うん、非常にいい話だ。
だがそれ聞いてて思うんだが……お前また俺をアテにしてるだろ?
オチとして僕一人バタバタやって当日笑顔で参上したお前が
「イヤイヤ今日はどうも私のためにお集まりくださいまして…」
って言いながらニヤニヤ会場を練り歩く図が浮かぶンだが。
所長: そりゃあモチロンだよ。
だって僕「カザリモノ」ですから。
でも最近思うんだけど、僕等いい加減オッサンだね。
主任: まあ、もういい年ですから(泣)。
何をいまさら。
所長: ほら、前なら今度大会あるらしいぜって話を聞きつけたらさ、メタデッキとか漁ってそれを斜めからブッ殺すデッキ組んでウッカリとハマって死んだヤツの顔みて爆笑してればよかったわけじゃんね。
それがどうやったらみんな盛り上がるかなあとかどうやったらプレイヤー増えるかなあとか心配するようになってさ、自分等で大会やるようになったりお店の心配するようになったりするとは……十代の頃は想像もせんかった。
主任: ま、人それぞれ時間とともにこのゲームへの関わりかたも変わるってコトじゃないの。
もともと「勝つための集団」ではなかったわけだからね。僕等は。
それはそれでいいんじゃないの。
所長: 黙れ!負け犬が。
これでも俺様はブリット杯優勝者様だぞ。(※3)
HAMA研は立派に勝てる集団ですよ。
主任: ほう、その強豪サマは最近マジックに励んでおられると?
所長: ……イヤ、全然
(フリダシにに戻る。)

何をヤルにも基本的に他力本願。
それがHAMA研のやり方。

(※1)…正月にHAMA研3人で呑んだ際に所長は「年内に一回はフライデーナイトマジックでも他のちゃんとした大会でもなんでもイイから優勝する」と宣言し、コレが成就できなかった時はネットアイドルとして晒されるという誓いを立てた。他の2人もそれぞれ酒の勢いで無茶な誓いを立てたがそれはあえて伏せておく。
来年の頭に目標を達成できずに晒し者になるのが所長一人で済むように。

(※2)…この話をしたのはグランプリ岡山に出発する前のことで、まだスポイラーも信憑性が低い時でした。
当然どんなデッキが強いのかまだわからないワケでして。

(※3)…腹立たしいことですが…事実、第15回シルバーバレットコンベンション優勝者は所長です。
1年半の隠居生活の後、突如優勝しその後再び隠居生活に戻ったのは今でも語り草となっています。

続く