HAMASAI 7th優勝者に突撃レポート |
今回のHAMASAIは終了後に優勝者にお話をうかがうという名目での事情聴取が。 被害者はチームUKの若手電光石火さん。 優勝してめでたいはずなのに、けんつよと主水のちょっとアレなオッサン二人に玩ばれるかわいそうな事態に。 いつもならテレコからのテープ起こしなんですが、機械の調子が悪くて主水の記憶とメモを頼りに適当編集。 どっか間違ってたら頭を掻いて済ませます。 ウソ、大げさ、紛らわしいはHAMA研の専売特許。 |
けんつよ:今日は疲れたね〜。 でさ、何?僕の5位って?またギリで届かなかったよ。 こりゃ今日から心おきなく隠居できるよ。 (※順位、デッキリスト等はコチラ) 主水:なにが隠居ですか。 まだ頑張ってくださいよ。 都合のいいときだけ年寄りぶって。 けんつよ:いやもう最近おじいちゃん化が進んでてさ、昨日なんか11時には寝たよ。 んで今日は6時には起きてたし。 年寄りの朝は早い。 主水:そんだけ早く起きててなんで12時半に遅刻してんですか? 招待選手で遅刻して一番最後に来るとか・・・どんな重役ですか? どうかしてますよ。 けんつよ:スンマセン、ネットしたりとかBlog更新したりとかしてました。 帰ってからでは絶対やらないと思ったから。 主水:・・・まあその辺は置いといて電光石火さん、今日は優勝おめでとうございます。 電光石火:あ、ありがとうございます。 けんつよ:チームUKからはHAMASAIタイトルは初めて? 特に若手とかは。 電光石火:そうですね、まだ誰も取ってなかったので今回が初です。 けんつよ:今日はチームUKからは何人出てるの? 主水:7名ですね。 けんつよ:7名!? そりゃ勝つよな・・・? Can:電光石火君、何か飲む?おごるよ〜。 一同:さすがチャンプ器(うつわ)でっけ〜!! けんつよ:さすがチャンプだな。 んで、今回チームUKとしては勝ちに来てたの?調整とかした? 電光石火:全員、本気でタイトル取りに来てたと思いますよ。 調整はほとんどモンスターさんでやってるFNMでですね。 主水:デッキは今回はラクドスビートだったんだけど、コレを選択した理由は? ぶっちゃけて言えばラクドスってあんまり勝ってないじゃない?いろんなところでやってる日選予選の結果とか見てもあまり抜けてない。 でもこのデッキは強いってことでの選択だったの? 電光石火:はい、確かにあんまり勝ってないですよね。 実際、当たるとツラいデッキも多いですし。 でもこのデッキずっと使ってて手になじんでたので。 けんつよ:使いやすさで選択したんだ。 緊張してもミスらなそうとかそういうのも含めて? 電光石火:そうですね。 あと前日でこのデッキとZooとどっちにしようか悩んでたんですけど、弟が「お前にはZooは似合わない。」って。 それもあってこっちにしました。 けんつよ:すごいな。 ちゃんと考えてるんだな〜。 僕なんか手持ちのデッキがもう前時代的なZooしかなくてさ、デッキリストを探そうと思ってパソコンの前に座ったら横に置いてあった黒い箱と目が合ったのよ。 開けてみたら去年末のHAMASAI優勝した時のバベルが入っててさ。 「あ、祭りだし・・・あとディセンション入ってこのデッキも色マナ安定するようになったよね・・・バベルで二連覇しちゃうかとか思って。 主任:柳の下のドジョウ狙いでバベルだったんですか? 電光石火:けんつよさんのバベルがちょっと予想外で・・・。 主水:ん?予想ではなんだったの? 電光石火:いや、なんていうかとにかくコントロールを斬ろうってのがあって。 けんつよさんとCanさんにあとは主水さんが斬れれば何位になっても優勝同然って思ってたので。 この3人はコントロールだから太陽拳とかイゼットロンだよって。 主水:何?その個人メタ(笑)僕も嫌われたもんだ。 けんつよ:僕はかなり前からずっとこう。 若手登竜門ですから(笑)。 でもコントロールメタならバベルも同ジャンルに入ってるじゃない。 電光石火:そうなのかも知れませんけど相手にしたことがなくて。 経験がそんなにあるわけじゃないんで、予想外のデッキにはどうしていいのか戸惑いますし。 主水:んじゃ今回は太陽拳とかトロン相手には結構練習したの? 電光石火:トロン相手には・・・でも太陽拳は周囲で使ってる人がいなかったので一番似てるっぽいってことでオルゾフコン相手に。 あとはデッキリストを見てサイドとか考えたり。 主水:自分の使ったデッキに何か売りはある? 他のデッキとはここが違う、とかこのデッキのこんなトコが強いとか? 電光石火:デッキ自体にはそんなに・・・《残虐の手/Hand of Cruelty》とか《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》が素直に強いとかそんな感じじゃないですかね? シンプルにクリーチャー性能が結構高いぞ、みたいな。 でも2/2のカタマリなんで《紅蓮地獄/Pyroclasm》撃たれたらそこまでですけど。 主水:それは今日は撃たれない予定だったってコト? 電光石火:いえ、撃たれたらドンマイと思ってました(笑)。 けんつよ:県内で青赤のコントロールを使用してた人間はみんなほかのコントロールに乗り換えてる時期だから、その判断は正しかったんじゃない? 僕としては《打撃+爆走/Hit/Run》が気になる。 あれメイン? あの辺が《闇の腹心/Dark Confidant》でめくれて痛い展開とかは無かったのかな?って。 電光石火:ああ、《打撃+爆走/Hit/Run》も《隆盛+下落/Rise/Fall》もサイドボードですね。 コントロール相手に投入するつもりだったんで、《闇の腹心/Dark Confidant》でめくれても相手がそんな速いわけではないだろうし大丈夫かなって。 もしめくれて死んだらそのときはドンマイ。 けんつよ:とんがった結果だったわけだ。 《残酷な布告/Cruel Edict》とかではなかった理由は? 電光石火:トロンとか相手に《血染めの月/Blood Moon》を貼るつもりだったんですけど、《〜の印鑑/〜Signet》が出てると効きが悪かったんですよ。 FNMの時もオルゾフコン相手に貼って、土地はかなり縛れてるハズなのに《〜の印鑑/〜Signet》のせいで普通に動かれて負けて・・・だから妙なデカブツだけじゃなくて、割れるのは印鑑でも構わない。 それでダメージ入ってくれるほうがこのデッキには都合がよかったので。 けんつよ:なるほど。 んじゃデッキの話はこのくらいにしといて、今日の勝負のダイジェストとかいってみる? 最初は誰と? 電光石火:ああ、・・・え〜と誰でしたっけ(笑)。 けんつよ:もう踏み潰した奴等のコトなんかきれいサッパリ忘れたか(笑)。 主水君、最初の相手誰になってる? 主水:あ〜記録によれば大人(注1)ですね。 けんつよ:大人・・・太陽拳か。 太陽拳はどうだったの?さっき、意識はしてたけど練習不足の相手的な話してたけど。 電光石火:毎回2ターン目に《闇の腹心/Dark Confidant》出てきてくれたおかげで勝てましたね。 あとは《打撃+爆走/Hit/Run》で《印鑑》が壊れて《血染めの月/Blood Moon》で事故ってくれて。 けんつよ:なるほど、次は? 電光石火:マツケンさんのマガシューですね。 マガシューはなんか普通に手札破壊が刺さって相手がまるで回らなくなって。 けんつよ:まあそりゃそうだ。 マツケン君のマガシューってサイドからトランスフォームしたりする? マツケン:トランスフォーム? いや別に変形とかはしないですね。 けんつよ:勝ち筋はコンボ決めるのみ? そりゃマスマスもってキツそうだな。 電光石火:次がCanさんの白青ウィニーで、コレが一番しんどかったですね。 《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec》+《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》がもう・・・。 けんつよ:でもこっちにも《残虐の手/Hand of Cruelty》+《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》があるわけだよね。 純粋に十手ゲーじゃないの? 電光石火:そうなんですけど、メインの十手の数がこっちは3枚だったり《アゾリウスのギルド魔道士/Azorius Guildmage》で邪魔されたりとか微妙に。 で、結局負けました。 けんつよ:2−1で迎えて最終戦は? 電光石火:うちのGanpと当たっちゃいまして。 んで、二人で相談して僕がトスしてもらうことになりました。 主水:それはなぜ? その時点では勝ち数は同じくらいだったんじゃないの? 電光石火:そうなんですけど、決勝ラウンドに残ってきそうなデッキを考えたときにGanpのオルゾフコンより僕のはラクドスビートの方が相性よさ気なデッキが多そうだねって話になってそうしたんですけど。 チームの他の面子には反対されましたけど。 主水:そこで逆になってたらな〜(笑)。 けんつよ:準決勝で当たったのは主水か。 主水:ハイ、僕です。 斬られました(笑)。 残念です。 けんつよ:あれはま、一戦目はしょうがないとしても二戦目は《骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire》で完封して三戦目も勝つかな〜って思ったんだけどな。 《血染めの月/Blood Moon》が刺さっちゃったね。 主水:刺さらないように基本地形とか多めにしてたりとか、色マナ使うバランスとか取ったりしたんですけどね。 《印鑑》引かなかったり、《強迫的な研究/Compulsive Research》で3枚引いて3枚《地底の大河/Underground River》だったりとかもう・・・ドローがが年取ったなと思いました。 電光石火:勝たせてもらいました(笑)。 あと大人さんと当たったときで見る機会があったので、その辺も。 主水:大人〜、あの野郎のせいでネタバレ!? 前日になってデッキレシピよこせとか無茶なこと言ってきた挙句に足を引っ張るとは許せん。 死して償え。 けんつよ:最後は予選で負けてるチャンプCanとか。 ここでリベンジがかなったわけだな。 電光石火:リベンジしちゃいましたね。 けんつよ:アレさ、後で見ててそれまでのラウンドに比べると格段にチャンプの引きが失速してるなって感じがしたんだけど。 Can:そうですか?いつもあんなもんですよ? けんつよ:そう? 主水:展開としてはどんな感じだったの? 電光石火:一戦めはお互い並べてからの十手ゲーで・・・Canさんが1枚しか引けなかったんですけど、僕は2枚引けたんでソレで勝って二戦目はまったく逆に。 Canさんに2枚引かれて僕が1枚しか引けなくて・・・。 三戦目はお互いの《ギルド魔道士》同士がにらみ合いになったんですけど、そこで《ネクラタル/Nekrataal》を引いて《アゾリウスのギルド魔道士/Azorius Guildmage》を除去できてそこから殴り勝った感じで。 けんつよ:んで優勝と。 で、もうタイトルも取って名も上がるんだけどこれからはどうなの? 電光石火:は?どうなのって言われても・・・。 けんつよ:「もうロートルの時代は終わった。見苦しいから自分たちでで墓穴でも掘ればいいのに」とか「いつまでもUKの下に甘んじてるつもりは無いね、ついにチーム電光石火を立ち上げるか」とか大きなこと言っとかないと(笑)。 電光石火:ちょっと・・・それは言えないですね、まだ(笑)。 けんつよ:とりあえず骨皮には「よ、この靴べら野郎。元気か?」って気さくな感じで言っていいから。 これ去年の都道府県選手権であいつが言い出した勝負に僕が勝って決定したことだからね。 電光石火君だけじゃなくてみんな、みんなですよ。 誰でも「この靴べら野郎」って呼んであげてください。 ヤツが自分で撒いた種ですから(笑)。(注2) 主水:ビッグマウスを吹くか吹かないかはまあ置いといて、今後の目標みたいのは? 電光石火:やっぱ大きい場でけんつよさんを倒したいですね。 それで三強を制覇になるんで。 それを目標に。 主水:ほら〜けんつよさん、まだ隠居してる場合じゃないですよ。 まだまだ頑張ってもらわないと。 けんつよ:え〜、もう僕もいつまでも若手の登竜門やってる場合じゃないわけさ。 もうおじいちゃんだから。 正直、今回も仕事忙しいしちょっと前まではレガシーの大会準備とかでその辺のデッキしか見てなくてさスタンダードで何が強いのかとかわからないんだよね(笑)。 その点、今回みたいにけんつよ様御招待枠を用意しててくれると無理なく参加できていいんだけどね。 どうなの?その辺は主水的には。 ぶっちゃけそれがないともう出ない(笑)。 主水:・・・どんだけダメ人間ぶりをアピールしたら気が済むんですか。 ・・・・・・「御招待枠」じゃなくて「シルバーシート」って名前でいいなら考えてもいいですね(笑)。 けんつよ:それで結構です。 僕は恥も外聞もないのは中学生の頃からですから。 じゃ、その方向で。 主水:・・・・・・・・・あ、そうそう。 チームUKと言えばUK杯(注3)はどうなの? 今後も開催の予定はあるの? みんな気になってると思うんだけど。 電光石火:その話は何回も出てるんですけど、まだちょっとわからないです。 とりあえずチームとしては開催するつもりはありますよ。 でも実際いつになるかってのはちょっと・・・マツケンさんに聞いてみないと。 主水:マツケンさんに!? UKにではなくて? チーム一同:実権を握ってるのはマツケンさんなんで。 けんつよ:それじゃチームUKじゃなくてチームマツケンじゃん。 Naoto.c:いえいえ、UKさんはアイドルですから。 名前は冠しておかないと。 けんつよ:アイドルって、アイドルは彼女作ったり結婚したりしちゃダメだろ〜。(注4) 汚れたアイドルなんか存在価値無い無い。 そういえば電光石火君は彼女とかいるの? 電光石火:ハイ!?ああ、いや、いえ・・・いません。 けんつよ:ダメだろ〜そこは「カードが恋人です」とか言っとかないと! これからは狙われる立場になるんだし。 (※以下「オレをアンタップさせてみろ等、下品な会話が続くので省略) 電光石火:ゑ!?そうなんですか? じゃあそんな感じで。 はい、カードが彼女です! 主水:大丈夫。 ネットでコレが晒されるときには間髪いれずに「カードが恋人です」って答えたことになってるから(笑)。 んじゃ今日は疲れたところでホントにありがとうございました。 お疲れさんでした。 電光石火:はい、お疲れ様でした。 ありがとうございました。 |
電光石火さんは非常にさわやかに色々と受答えしてくれたんですが、オッサン二人がもうグダグダでどうしょうもなかったですね。 シモネタ連発する大人に、酒飲んでクダまく大人。 ありもしない誇大妄想とどうしょうもない会話。 使える部分だけ拾い上げるとこんな感じになりました。 まったく関係ない寿司の大食い話とか関係ないネタが多すぎ。 ちょっといい話とかもあったんですが、それはまた別の機会があれば。 何はともあれ電光石火さん優勝おめでとうございます。 今後のHAMASAIでは何らかの形で優遇されると思われますのでその辺はご期待を。 あと称号が決定したら後日お知らせします。 それと決勝のみならず、予選も含めて参加してくださったみなさんと運営を支えてくださったみなさんに心から感謝を。 |
(注1)大人・・・「おとな」ではなく「たーれん」と読む。 「Private square」管理人。 前日ちょっと調整に付き合ってもらったら「主水さん、この太陽拳強いのでレシピください」とサラリと言ってのけた剛の者。 二十歳そこそことは思えない貫禄あふれる容貌をもつ男。 (注2)この靴べら野郎・・・去年の都道府県選手権においてけんつよ氏との対戦を組まれた骨皮氏は「この勝負で勝ったら今度からけんつよさんのことツヨポンって呼んでいいですか?」ともちかけ「構わないが、僕が勝ったときにはより屈辱的な愛称をつけてやる」と応じられ見事に敗北した。 それのため「この靴べら野郎」という愛称に決定した。 (注3)UK杯・・・チームUK運営による草の根の大会。 敷居が低く参加しやすい良い大会で、普段顔をあわせないプレイヤー同士の出会いの場でもある。 個人的に賞品とか無くていいので早期復活を希望したい。 (注4)汚れたアイドル・・・ネットアイドルとして知られるチームUKリーダー・UK氏はこの度ご結婚が決まった模様。 おめでとうございます。 とはいえ、アイドルたるもの恋愛したりウ○コしたりしちゃ失格である。 |