決勝ラウンド。vs HPLさんのWG陽星シュート(泣)。
組み合わせ決定のダイスで1ゾロ振りやがったこの右手が憎いです。
しかしまあ。
今まで勝ったことがないデッキを前にしても、闘志が萎えることは特になかった。
ついさっきのvs骨皮Wildfire戦。
分が悪いデッキが相手、しかもダブルマリガンだった1本目。
それだけの悪条件が重なったというのに勝つことができたのが自信になっていた。
あー、いや、自信とはちょっと違うかもしれない。
「悪条件下でも勝つときゃ勝つし、分が良くても負けるときゃ負ける」
そんな感じの、いってみれば開き直り。
冷静に、シンプルに、ただベストに殴り殺すことだけを考えていればいい。
ひとつ深く息をする。
『ファイナリスト』。その称号を手にするチャンスなんてそうそうないんだ。
どうせなら欲を出そう。
うんそうだ。頑張ろう。
隣の卓でケント君が250枚をシャッフルを終えたらしい。
お疲れ様。俺がその役でなくて本当に良かった(笑)。
両卓とも準備は万端。
「それでははじめます。決勝ラウンド、スタート!」
『『よろしくお願いします!』』 |