#39「すごい目から鱗だったんですよ」
〜沖縄県在住岩手県民 心輝浪〜

ホームマジックの話をしよう>#39「すごい目から鱗だったんですよ」


プレイヤーに対して「引きが強い」「○色使わせたらヤバい」といった分類はどこでもやるもの。
今回は色々視点を変えて話しましょうか。
スタンドネタから派生する、マジックに関わる人たちの色々な分類話。あなたは何派?
まずは前回の続きから。

心: 僕、マジックやってる人に結構こういう人多いと思うんですけど、見てるだけとか、考えるだけとかでマジックって凄い面白いじゃないですか。僕もそっちの方が好きなタイプなんですよ。
つよ: やるよりも見てる方が面白い瞬間もまあたしかにありますね。
心: それが、なんだろ、たぶん僕は他の人より大きいのかなあ。
だから主催とかジャッジとか、あるいは書き物とかやってるのかなあって思うんですよね。
……さっきのスタンドの話に戻りますけど(笑)。
つよ: ス、スタンドの話こだわりますね(笑)。(#38参照)
心: こだわりますよ(笑)。普通の人は戦闘系のスタンドなんですよ。
僕、非戦闘系のスタンド持ってんじゃないかと。
つよ: (笑)自分で言いますか。
マジックに関しては戦闘向きではないと。じゃあサポートに回ろうではないかと。
心: そうそうそう。……でも結構いますよね。サポート系の人。
つよ: サポート系というか、サポートに回らされているというか
今だったら主任さんとかかわうそさんとかが無理矢理回ってるみたいな。
心: ああ、そうですねえ。
ネットとか見ると結構デッキを作るだけとかアイデア晒すだけとか、あとは考え方を述べてそれを考察するのが好きっていう人をよく見かけるなあと思うんですよ。
つよ: ああ、そうだね。言われてみれば。それはマジックというゲームの良い所なのかもしれないけれど。
でも、自分は基本的にやってる方が好き。見てるのも好きなんだけど。
心: 割合的にはたぶん「やってる方が好き」って人の方が多いと思いますよ。
統計とったらどうなるんでしょうね。
つよ: 見る派とやる派で。
やっぱり流石にやる派が勝つでしょ。
心: うんうん。それは勿論ですよ。
つよ: でも意外に見る派もいるんじゃないかと。
心: 多分大会に来る人達は全員やる派なんで。そこで統計とっちゃいけないと思うんで。
ネット上とかでやったら凄い面白いんじゃないかと思ったりもしたんですけど……面倒くさいからいいやって。
つよ: なんじゃそりゃ(笑)。
山内: (以前インターネット上でアンケートしていたことがある)《チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria》《チス=ゴリアの鱗/Scale of Chiss-Goria》か、みたいに。(※この記事)
つよ: 《歯》(笑)。
山内: 俺も《歯》だけど。
つよ: でも《鱗》も悪くないらしいな。
心: リミテッド好きが《鱗》で、構築好きが《歯》だと思うんですよ。見ててそう思うんですけど。
リミテッド好きな人はタフネス+1っていうのの重要性をすごい考えて、構築好きな人は、その、パワー+1っていう重要性を考えているんじゃないかと。
根本的な話になると、たぶんコントロールが好きかかテンポが好きかっていう話にわかれるはずなんですけど。
つよ: 自分ではリミテッドが好きだと思うんだけど、それでも歯だなやっぱり。 《トゲ撃ちゴブリン/Spikeshot Goblin》が+1になるのがでかすぎる。(注1)
《鱗》も《鱗》で良さはわかるんだけど、どっちを取るかと言われれば歯を取ってしまうかなやっぱり。
多分殴れるデッキをドラフトするからだと思う。
ガチガチに固めて守りきるデッキよりは、空から殴ったりするデッキの方をドラフトすることが多いから、歯を取るっていうんだと思う。
……なるほど、《歯》か《鱗》か。心輝浪さんは《鱗》派?
心: どっちでしょうね。リミテッドやるんだったら《鱗》だと思うんですけどね。
ただ《トゲ撃ちゴブリン》取ってたらとか、そういうレベルの話になってくると《歯》になると思うんですけど。
《鱗》かなあ。
テンポが好きか、コントロール、あと、コンボデッキが好きかの違いの話に発展するはずだと思うんですけど。
それは良い問いかけかなあと。
つよ: できたらどっちも入らないドラフトの方が良いけど(笑)。
心: 「この環境ヒーラーいないね」って話をしたことがあって。
友達から「何言ってんの。《鱗》があるじゃん」って言われて、(鱗だけに)すごい目から鱗だったんですよ。
全員: ワハハハハハハ!

おあとがよろしいようで(笑)。

(注1)収録当時はミラディン×3の環境でした。

続く

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