BIG SHOT:5月の賞金首文:主任@HAMA研

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5月2日フライデーナイトマジック1位 肉魚
ステロイド
最近主流のカイ型のステロと比べると《幻影のケンタウロス》が4枚入り、多少重い構成になってます。
その分パワフルになっているハズですが、22枚の土地で安定して出せるのかがちょっと気になるところ。
でも、フェッチランドは少なめなので実際回すと案外土地は引けそう。
その辺も考慮してか《渋面の溶岩使い》は2枚に抑えられています。
火力も定番の《激発》が《プラズマの連鎖》になっていてデッキ全体のマナバランスのバランスがとられているようです。
5月2日フライデーナイトマジック2位 リーダー山内
UG
《尊大なワーム》のスロットが《幻影のケンタウロス》等に変更されてマッドネスに頼らずとも回せるようになってるUG。
元のデッキでは《敏捷なマングース》だったスロットに《アクアミーバ》が挿されてディスカードエンジンが強化されています。
《熊人間》も入っているので、マッドネスやフラッシュバック一本槍というわけでもなく状況に応じてオプションが選べる構成になってますね。
日本語版発売7周年記念トーナメント優勝 ゲ
UG
上のリーダーのデッキの元になったと思われるオランダ型のUGwによく似たデッキ。
マッドネスエンジンをつぶされても機能し、黒の除去に強い《幻影のケンタウロス》に《物静かな思索》でアドバンテージを稼ぐと共にスレッショルドを達成し《敏捷なマングース》を大きくするといった基本要素はそのままに白がはずされて色マナの安定化が図られています。
あと、本人のコメントはこちら
日本語版発売7周年記念トーナメント2位 主任@HAMA研
RW土地破壊
大量投入された土地破壊でとにかく相手の出足をくじいてやりたいことをやらせない古式ゆかしいデッキ。
ウルザズサーガ〜メルカディアンマスクスの頃はびこったポンザあたりを最後にあまり見かけないタイプでしたが、クリーチャーメタのコントロールデッキを喰うのに有効なようです。
二昔前のポンザに比べると白を加えた分《神の怒り》で土地破壊から漏れてしまった軽量クリーチャーをまとめて葬れる、エンチャントが割れる、《賛美されし天使》でライフの獲得が見込めるなどの利点があります。
あと《天使》は《燎原の火》でも生き残れるのでかつてのアーニーゲドンっぽい動きも可能。
日本語版発売7周年記念トーナメント3位 リーダー山内
ステロイド
メインに関してはカイ型のステロから《スカークの匪賊》が《幻影のケンタウロス》に変更されてるだけで極めて一般的なステロ。
これだけネタが割れてても勝ててしまうあたり、このデッキのポテンシャルの高さがうかがえたり。
サイドボードは《鋭い痛み》が注目株。
コントロールの《防御円》のみならず、同キャラの《幻影のケンタウロス》等にも使用可能との事。
本人のコメントはこちら
5月9日フライデーナイトマジック1位 CCB
GWrビースト
基本はGWビーストに火力を少々と《争乱の崖地》で除去力をつけたデッキ。
このデッキはこの手のデッキでは普通見かけない《秘教の処罰者》が投入されています。
フェッチランドの使用でそれなりに墓地が貯まるので割と安定して6/6のサイズで出せそうです。
同キャラを圧倒するサイズでプロテクション(黒)ってのは悪い買い物ではないでしょう。
あとメインに1枚だけ搭載されている《一瞬の平和》も注目。
5月9日フライデーナイトマジック2位 T@Anonymity
Wbクレリック
クレリックデッキではあるものの、レギオンでやってきた3体合体ギミックは導入されてません。
基本的に白のクレリックを展開して《熟練の薬剤師》でダメージ勝ちに来るデッキはシャットアウト。
《首を狩る者》の手札破壊能力と《腐れ肺の再生術師》の大量除去への耐性でコントロールデッキともメインからそれなりに渡り合えるデッキになっています。
色事故さえ気をつければ現環境でかなり有効なデッキになのではないでしょうか。
フィニッシャーは《賛美されし天使》に加えて《獅子面のタイタン,ジャレス》が使用されてるのがアツイか。
5月9日フライデーナイトマジック7位 赤嶺 敏弘
エンチャントレス
上位に入ったってワケではないのですが、ここ最近ずっとこのデッキを使用されているので是非とも紹介したくここに載っけさせてもらいました。
エクステンデッドではもう珍しいデッキではなくなったエンチャントレスですが、スタンダードではなかなかお目にかかるものでは…。
中でもこのデッキはオリジナリティが溢れるほどに。
実際、相手にすると《激動》等を積んでない限りハメられると抜けるのはかなり困難。
個人的に今後かなり期待したいデッキです。
5月16日フライデーナイトマジック1位 リーダー山内
GWrビースト
コレといって取り上げる余地のない、よくまとまったビースト。
基本はGWのビーストデッキにタッチで赤を散らして《争乱の崖地/Contested Cliffs(ONS)》を使えるようにしたもの。
サイドボードが《生ける願い/Living Wish(JUD)》のための武器庫になるのは当然としても、そのためのスロットに割きすぎてる感じもしないでもないですが、いいデッキかと。
5月16日フライデーナイトマジック2位 総統@め
サイカ
《詐欺の壁/Wall of Deceit(LGN)》投入型のサイカ。
《行き詰まり/Standstill(OD)》も使用してるので相性を考慮してか《霊気の噴出/AEther Burst(OD)》を4枚フルに使用してます。
併用してる除去が《燻し/Smother(ONS)》なのは珍しいことではないんですが、《チェイナーの布告/Chainer's Edict(TOR)》や《無垢の血/Innocent Blood(OD)》といった対象を取らない除去が使用されてないのは珍しいかも。
サイドの《意志を曲げる者/Willbender(LGN)》も注目。
5月23日フライデーナイトマジック1位 AK
UG
《尊大なワーム/Arrogant Wurm(TOR)》スロットに《獣群の呼び声/Call of the Herd(OD)》が入ってアドバンテージの追求を重視した形のUG。
このタイプだとサイカ相手の対戦が多少楽になるようです。
その分、ステロ相手に生き物のデカさで圧倒って形に持ち込むのがつらくなるんですが、その辺は《象の導き/Elephant Guide(JUD)》でカバーってデザインでしょうか。
サイドの普通《幻影のケンタウロス/Phantom Centaur(JUD)》が入ってるスロットに《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth(ONS)》が用意してあるところから見てもステロは意識してるみたいですし。
5月23日フライデーナイトマジック2位 リーダー山内
カンニングウェイク
メインから《賛美されし天使/Exalted Angel(ONS)》が投入されて対クリーチャー性能を高めたカンニングウェイク。
このタイプは、コンボで型にハメなくても《天使》だけで圧倒できたりするので、時間切れにもつれこむ可能性がちょっとだけ低くなってたりするあたり時間に余裕のない小さい大会で使う上では無視できないメリットかも。
とにかくクリーチャーデッキ相手にはかなり有利なので、ビートダウンがはびこる会場ならかなりの勝ち星が期待できます。