#15「(笑)何を変えたっけ?」
〜YAMAUCHI(∀)祭優勝者 ヒゲ先生〜

ホームマジックの話をしよう>#15「(笑)何を変えたっけ?」


02年3月を丸々使って催されたYAMAUCHI(∀)祭。
すでにご存知の通り、優勝者は主賓のヒゲ先生でした(おいおい!)。
ヒゲ先生とは旧知の仲であるけんつよさんが行う事情聴取、
もとい、インタビューの様子をお届けします。一回目は優勝デッキの話。

ヒゲ=ヒゲ先生
つよ=けんつよ
りょ=りょう
主任=主任@hama研

ヒゲ: どどんどんどどん♪
つよ: どどんどんどどん♪
りょ: (笑)何やってんだよー?
ヒゲ: いや、テーマソングが入った方が良いかなって(笑)。
つよ: はい、お疲れ様でした。
聞くことないんだよ、ぶっちゃけ。
あ、そうそう。「YAMAUCHI(∀)祭り」。……あれ、「ヤマウチ・ヒゲ祭り」って読むんだろ?
ヒゲ: なの?
つよ: 「ヤマウチカッコターンエー祭り」だと意味不明だよ。
皆ターンエーとしか読まないと思うけど。
ま、ヤマウチヒゲ祭り、優勝おめでとうございます。
ヒゲ: ありがとございます。
つよ: ……まさか。まさかジサクジエンだったとはッ!
ヒゲ: (笑)恐ろしい〜。リーダーの根回しの良さに愕然。
つよ: 大会自体きっと全部ヤラセだね。恐ろしい。
りょ: 本当に祭られてどうするよ(笑)。
ヒゲ: 改めてリーダーの力の偉大さに(笑)。びっくりだね。
つよ: リーダー、ちゃんと自分は最下位っていうところがな。嘘臭くて良いな。
……えっと、なにはともあれリンクでクイックインタビューに飛ぶようにしておけば、デッキは何故これを選択したのかとかは、今インタビューしなくていいじゃん?(笑)激アツ。
じゃあそういう感じの流れがあって。
「まずはこちらを御覧下さい」って感じだなっ。
主任: こちら」はあれで良いんですかね?
つよ: いや、あの記事はオッケー。
それほど深く考えてデッキを選択したわけでもないのに、何かそれっぽくなってるところが恐ろしかった。
マジでさ、来る途中まで俺の気持ちは半分がたカウンターモンガーに傾きかけてたんだけど。
(ロケットとモンガーの)二つ持って「リーダーどっちが良い?」「そうですねー。う〜ん。……
ロケットで!
全員: ハハハハハハ。
つよ: 「ちなみになんで?」って聞いたら「いや、ヒゲ先生にカウンターモンガー貸したから、同じデッキで出ても」(笑)。
……で。ていうかさ、俺知ってるから言うんだけど、あのカウンターモンガー、
全然違うデッキになってるじゃん?(笑)レンタルされてきたリーダー版とは似ても似つかぬものになってて、「なるほど、デッキ構築能力とはこういうことを言うんだなあ」と、けんつよ、少し感心しましたけどお(笑)。
そのへんどうなんスかねッ。
主任: (リーダー版には)≪影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator≫入ってるはずなんですけどね。
ヒゲ: ≪影魔道士≫。ハハハハハ。
つよ: ≪影魔道士≫は統一見解で即クビだったんだけど。
ヒゲ: ≪影魔道士≫は問答無用のクビで。
りょ: そもそもリーダー版はどんな感じだったの?
主任: クリーチャーが一杯入ってるよね。
ヒゲ: まず≪影魔道士≫×4が問答無用で入ってて。
つよ: ≪チェイナーの布告/Chainer's Edict≫×4入ってたよね。たしかカウンターが少ないんだよな。
ヒゲ: カウンターは10枚。≪排撃/Repluse≫が一枚も入ってないというのに愕然として(笑)。なんだそれはッ。
つよ: あとドロー強化が少なかった気がする。
ドロー強化が≪影魔道士≫御大が回ることを前提に作られてるから、奴がピタリと止まった瞬間から死へのカウントダウンが(笑)。
で、≪破滅的な行為/Pernicious Deed≫を良く3以上で流してたな。クリーチャーコントロールは≪破滅的な行為≫と≪布告≫という感じで。
あのデッキ、リスト見たら一瞬強そうなんだけど、あれワナだよな。全然強くないよな。実はな。
……どうなのあれは? 最初リーダーが「あのデッキを貸す」ってやってるから「これでは……(オイオイ、無理だろ)」。
全員: ハハハハハ。
つよ: 「リーダー、どうなのよ?」って思ったし。
改良点とか、もう少し詳しく聞かせてよ。
ヒゲ: (笑)何を変えたっけ?
つよ: まず≪神秘の蛇/Mystic Snake≫が導入された。
ヒゲ: ≪蛇≫は×2しか入ってなかったのが×4になった。
≪蛇≫の圧倒的な強さの前に愕然。エンドの前に出して殴りきったりとかしたから(笑)。
つよ: 「ただのインスタントスピードの2/2クリーチャーは強いなあ」(笑)。
ヒゲ: 奴が強かった。……あとは、何がどうなってた?
つよ: 覚えてない。ていうか全然違うデッキになってたから(笑)。コンセプトすらも変わってるくさいわけ。
まずストーリーが違うじゃん。
リーダーによると、たぶん「序盤に≪布告≫とかで場をコントロールしつつ、≪破滅的な行為≫で一回切ってから≪影魔道師」出して、あとはドローエンジンの赴くがままにアドバンテージをブン取る」っていうストーリー。
それがヒゲ先生版だと全然普通のパーミッションで、≪蛇≫とかでしのぎつつ、になってたじゃん。
ヒゲ: ……ステロイド相手にやってて、≪魂売り/Spiritmonger≫先生が出たら大抵勝ってたから、モンガー先生に頼った方が良いのでは。
ではでは。で、カウンターを強くしてモンガー先生に行ったわけですな。
で、やっぱやってて思ったのは、3ターン目には≪破滅的な行為≫(笑)。
りょ: ≪フィンケル≫先生ではない?
ヒゲ: ≪フィンケル≫先生なんか、出してる間に殴り殺されるから(笑)。
つよ: 出した瞬間、相手が「いいマトができた」って喜ぶよな。
ヒゲ: 4/2の謎の生物が出てくるから。あれはアウト
つよ: そのへんちょっとな、リーダーに小一時間問い詰めたいな。
主任: いや、あれは結局≪布告≫避けというコンセプトがあった上で、≪影魔道士≫だったのでは。
つよ: ≪布告≫避けは、僕らの素晴らしい≪神秘の蛇≫っていう一粒で二度おいしい奴がいるし、フラッシュバックまで≪蛇≫が死んで。自己完結してるからな。あっちがいいじゃんな。

ヒゲ先生がリーダーからデッキを借りたのは本戦数日前だとか。
短い時間でもきっちりデッキを仕上げてくる所は、
「その力未だ健在」と言ったところでしょうか。
対照的にリーダーはなんだか言われまくり。ま、そこは怒られ役の面目躍如ってとこで。

続く

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