#16「けんつよ≪蝕み≫貸して〜」
〜YAMAUCHI(∀)祭優勝者 ヒゲ先生〜

ホームマジックの話をしよう>#16「けんつよ≪蝕み≫貸して〜」


はじめに声を大にして断っておきましょう。
「まともなデッキ解説はしていません!」
一見まともで、その実たらたらと続くだけの無駄話。
まあ、もし良かったら聞いてって(適当)。

ヒゲ=ヒゲ先生
つよ=けんつよ
りょ=りょう
主任=主任@HAMA研
I君

I君: ≪蝕み/Undermine≫なんで×2なのかが知りたいんですけど。
りょ: ≪蝕み≫は持ってなかったから。
ヒゲ: そう。≪蝕み≫は最初デッキに入ってなかったんだけど、けんつよが「カウンターモンガ―切ってロケットで出る」と知るやいなや(笑)「けんつよ≪蝕み≫貸して〜」って。
つよ: リーダーがさあ、デッキ貸しておきながら、自分は≪蝕み≫持ってないんだよな。
代用カードに≪蝕み≫って書いてあって「おいコレどうすんだよ!」(笑)。
ヒゲ: (笑)そこはもう強引にバウンスを増やして≪記憶の欠落/Memory Lapse≫でごまかす方向でやってたら、けんつよがロケットということが発覚して。
「じゃあけんつよ≪蝕み≫貸して〜」。
全員: ハハハハハハ。
りょ: すごいね。
たぶん、山内、そこまで考えてけんつよさんに「
ロケットで!」。
つよ: ワナ! 当て馬か!
りょ: 山内の状況構築能力っつうのは凄いね。
で、オカダさんにも因果含ませといて「
最後は≪抹消/Obliterate≫撃てるようになりますから撃ってください」。
つよ: そしたら≪蝕み≫がキャストされてライフが逆転しますから」。
りょ: シナリオ通り。
つよ: なるほどッ、途中の「ちょっとおかしいなオカダさん」っていうプレイはそこだったのか!
ちょっと「?」マークのプレイがニ三あったんだけど。
全員: ワハハハハハハ!
つよ: そうか、そこまで。
ヒゲ: さすがはリーダー。
I君: あ、あのう、ヒゲ先生。≪蝕み≫が入ったのはいいとして、2という数字は
りょ: ああ、そうそうそう(笑)。
デッキの話ですよデッキの話
ヒゲ: 2という数字は、スロットが無かった。
I君: もっと入れたかったけど入らなかった。
ヒゲ: リーダーが使ってたウソロケットとかと対戦してて
。あのデッキ、2マナ域が全然無かったから「むしろ≪記憶の欠落≫を入れた方がいいのでは」ってことで。≪蝕み≫×2を≪欠落≫×2に変えて。
つよ: ≪蝕み≫を1枚見た人は4枚入ってると思うからね。
主任: 実際俺思ったし。
つよ: 個人的には「実はウソだった≪はね返り/Recoil≫」が。
全員: ハハハハハハ。
つよ: あれ、劇的にアツかったけど。俺、予想しなかったし。
I君: ≪はね返り≫はウソなんすか? 今むしろ時代かなーとか思うけど。
つよ: ……≪日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla≫が出てくる。
ヒゲ: ていうのがあったから。
つよ: 十中八九≪ルートワラ≫か≪激発/Violent Eruption≫が飛んでくる(笑)。
主任: 使ったらわかるよ。
もしくは撃てないってオチがつくか。向こうがプロテクション黒とかさ。
りょ: じゃあ、会心のデッキってわけじゃないんだ。
≪はね返り≫が改良点なんだろ?
ヒゲ: まあインスタントってついてるし(笑)。
りょ: おまえ、今の適当な台詞だな〜。
主任: ≪はね返り≫はクイックインタビューの時「全戦サイドボードに抜けました」に爆笑したけど。
全員: ハハハハハハハ。
ヒゲ: 「とりあえず≪はね返り≫×2は抜けるから〜」。
つよ: でも抜く要素があったのが逆に(笑)サイドボードしやすかったとか。
1戦目はより万能性に優れた≪はね返り≫で(笑)。
ヒゲ: パーマネントって書いてるしねッ
つよ: なんでも戻せる≪はね返り≫を忍ばせておくことによって融通を利かせてな。
サイドボードではより尖ったカードに。
さすがだな。ああ、シビれる!……俺は絶対入れないけどね!(笑)
りょ: ≪排撃/Repluse≫ではクリーチャーしか戻せないし、≪急流/Rushing River≫では土地が戻せないしな
つよ: 相手の手札が空の時に≪ケルドの死滅都市/Keldon Necropolis≫戻したらな。
ヒゲ: 破壊できる。すごい。
I君: おおお〜。
つよ: デッチあげだよ(笑)。
「おおお〜」じゃないよ(笑)。
それっぽく言ってみたけど。いいところ探せいいところ探せって。
主任: 実際壊れてるところ見たこと無いし。

デッキリストを見て出た結論。「デッキの完成度では同型の香川さんの方が上だよな」
それなのにヒゲ先生が勝つというのは……やはりリーダーの!?
ヒゲ先生に対する温かい歓迎の意と、それを実現する恐るべき影響力。
僕ら一同、リーダーの奥の深さにただただ感銘を受けるばかりです(嘘)

続く

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