#37「90kmずつ離れていたんですよ」
〜沖縄県在住岩手県民 心輝浪〜

ホームマジックの話をしよう>#37「90kmずつはなれていたんですよ」」


雪を見ることのできない全長100Kmの島に住む僕等にとって、うまい具合に想像できないシチュエーションが続々と。
つーかそもそも90Kmってどれくらいなんだ? 地図でチェック!
…………えー、那覇在住の方は、マジックをするために辺戸岬へ行くことを思い浮かべて下さい(泣)。
と、その距離を実感するため、身近で分かり易い言葉(沖縄限定)に置き換えてみました。それでは第二回。

つよ: 心輝浪さんの場合はどういったきっかけでマジックを?
心: そうですね。テーブルトークをやっていた友達が、っていうパターンなんですよ。
で、多分コンプティークに載っていた小さな記事を見て「面白そうだ」って騒ぎ始めて。
で、そいつが4版のギフトボックスを買って「やろう」って言い出したんですよ。それが最初でしたね。
つよ: じゃあ始めた時は皆一緒に始めたみたいな。
心: そうですね。
でも僕等がいた場所がカードを売っていた場所から……90kmずつ離れていたんですよ
全員: ハハハハハ。
つよ: 話のスケールがでかいなあ(笑)。
心: で、どっち行くにも遠いから「う〜ん。 じゃあ自分達で大会を開こう」と。
で、90km離れた所にも告知をしたら、何故か人が集まるんですよ
つよ: 90kmをはるばると (笑)。
心: そうそうそう(笑)。そんな感じで始まっていきましたね。
つよ: はあー。90kmというのが、沖縄ではちょっと考えられない数字なんですが。
心: やってたその頃の時期がアイスエイジが普通に店頭に並んでて、ホームランドが並ぶか並ばないかの辺りだったんで。全然売ってないんですよ。
……だからあの、90km離れたその場所に僕の実家があったんで、帰省する時に皆の金を集めて買いに行くわけですよ。
つよ: で、運良くあるかないか。
心: 運良くあるかないか 。そうそうそう。
だから「もの無かったけどクロニクルでいい?」とか(笑)。
言っちゃうわけなんですよ。
つよ: ああはいはい。
岩手、広いですからね(笑)。
あの大きさは体感してないから分からない。
心: 移動時間も馬鹿にならないんですよ。
2時間ちょっとかけて行って。
つよ: 凄い情熱だね。
心: いえいえいえ。
さらにその一関から90q南の所から、ガーーッと来る奴もいるわけですよ。
つよ: ああ、そういえば心輝浪さんってグランプリとか出たことあります?
心: ありますよ。
つよ: いつのグランプリに出ました?
心: え〜……僕、東北の人間なんで、グランプリは仙台しか出てないんですよ。
で、プレイヤーが2回、ジャッジが1回。
ジャッジをやったのがあのもの凄い雪の降った仙台大会
プレイヤーだとその場所場所から通わないといけないじゃないですか。
でもジャッジはホテル取ってもらえるんですよ。
つよ: ああ。ジャッジ専用で。
心: ええ。で、その会場がたまたまホテル付きの会場だったんで。
「うわ〜、みんな雪で大変そうだなー」(笑)
全員: ハハハハハ。
心: もう優雅にバイキングのパンとかつまんでるわけですよ。
心底良かったと思いましたね。
つよ: なるほど。プレイヤーとして出たのはどうでした?
心: あんまり良くなかったですね。
えーっと、たしかウルザズブロックのシールドだったと思うんですけど。……練習不足だったなと。
つよ: 練習とかってやります? チームみたいなのありました?
心: うん。岩手に結構たくさんチームあるんですよ。
岩手って結構広いんで、もう地域ごとにチームがある感じなんですよ。
で、何故か僕は岩手のチームのほとんどに所属してるんですよ。
全員: ハハハハハ。

グランプリのジャッジはホテルをとってもらえる(ヘェーヘェー)。
というわけで心輝浪さんはプレイヤーでもありLV1ジャッジでもあるのです。
にしても、広い岩手にあるほとんどのチームに属するってのは、一体どんな感じなんだろ?

続く

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