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三号まで書いたところで忘却の彼方に置き去りにされてたHAMAエンジンですが、別にネタに詰まってたわけじゃないんです。
四号以降の顔ぶれを列挙すると

四号《ギックスの僧侶》+《死体のダンス》+《黒曜石の大メダル》+《アシュノッドの供犠台》

五号《魔女エンジン》+《死体のダンス》+《アシュノッドの供犠台》

四号改《ギックスの僧侶》×2+《繰り返す悪夢》+《伏魔殿》

六号《狂気の祭壇》+《玉虫色のドレイク》+《誘拐》

こんな感じで以下、続々と続くワケですが五号以降は見てもらえばわかる通り、作る側に構築力と情報力そして色気がついてしまい、発案されるエンジンが実用レベルに到達してしまいネタとして笑えない、中央の大会で同じコンボが本気で優勝を飾るなど北風吹き荒ぶ冬の時代に突入してしまったので一時凍結して違うコーナーを始めた次第だったわけです。
その間エクステンデッドや果てはタイプ0にまで手を広げいろいろ作っては見たものの

※《Timetwister》と《TimeWalk》と《AncestralRecall》が四枚づつ入ってるようなデッキはコンボデッキとは言わない

※そんな見たこともないようなカードを大量に放り込んだデッキは若者向けではない

※っていうか普通にまわって強いじゃないですか

上記のごとく内外に露骨に不評でやはりネタにならないとまあさびしい限り。
そこへ来てこの秋、細菌攻撃の荒れ狂うアメリカの留学先に果敢にも舞い戻ることを決意した金髪野郎、長北一号の提案により新方式エンジンの基本部品が提案され久々にHAMA研技術部、満足の行く一品の発表に漕ぎ着けることができました。
というわけでこれが七号機

《極悪なる死》+《ゾンビの横行》+《聴罪司祭》+《ファイレクシアの供犠台》+《レガシーの兵器》×2

《ゾンビの横行》で捨てた手札2枚を《聴罪司祭》で2ライフに、その2ライフを《極悪な死》で手札2枚に変換しライブラリの続く限りゾンビトークンを出そうというのが長北一号の提案。
で、それに《レガシー兵器》を加えて無限のライブラリ化、ついでに僕らの好きな《アシュノッドの供犠台》はもう無いので替わりに1マナしか出ないのが安っぽくてケチ臭くてヤナ感じな《ファイレクシアの供犠台》でサクッて無限のマナを生み出そうという趣向のHAMA研初の外部の技術協力を得た愛と友情のツープラトンなエンジンである。
さあ、これなら揃ったターンで一気にカタがつけられるワケで「次のターンまでアタック待ってられないよ」という喧嘩っ早い高血圧な江戸ッ子にもお薦めできる至高の一皿、どっかのオールバックの美食家親父も猫マッシグラとか思いきゃ、組んでまわしたその日のうちにネット上でほぼ同じデッキを発見。
しかもピットサイクルを意識した白黒の構成もほとんど一緒。
今回は特許申請しても勝てそうもないのであっさりと封印決定。
しかも弱いし。

というようなテキストを書いたことすら忘れてパソコンの片隅で埃をかぶるがままになってました。
発見した今日は2月23日(土)。
もうトーメントがスタンダード入り寸前ですね。
もはやオデッセイに《極悪な死》なんていうくそレアがあることすら人々の記憶から消え失せようとしているかと思いますがそんな時期だからこそ敢えてこれをのっける気にもなりました。
タイトルが「秋の新作」となってるのはそんな事情によるものなのであまり突っ込まないで下さい。
もう季節が春なのは知ってます。
こないだ桜祭りにも行ってきました。
いやもうパソコン裏のケーブルに降り積もった綿ボコリと見まごうほどにムダに桜が咲き誇ってそりゃあキレイでしたよ…。