HAMA研で使ってるデッキ集その5
文:主任@HAMA研

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タイトルのまんま、最近HAMA研で使用されてるデッキを置いてます。
あくまでも「HAMA研が使っている」というだけで、「HAMA研が作った」とか「HAMA研が強いと認めた」ってことじゃないのでそこんとこヨロシク。
ホントに自分等で作ったものから他所から拾ってきたものまで玉石混合ってことで。

前回に引き続きスカージの入ったデッキを晒してみたり。
一発目はコレ。

ワイアウッド

ワイアウッドとつくカードがしこたま詰め込んであるエルフデッキです。
ドイツ選手権で優勝してたエルフデッキにスカージから《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote(SCG)》と《エルフの逸脱者/Elvish Aberration(SCG)》が入ってます。
《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote(SCG)》は見たまんま。
タップで御利益のあるエルフを起こして使い回します。
ついでにエルフが手札に戻せるので《ワイアウッドの養虫人/Wirewood Hivemaster(LGN)》でトークンを量産するのにも使えますし。
《エルフの逸脱者/Elvish Aberration(SCG)》は追加の土地圧縮手段と大き目のエルフが一枚になってるんで入れてみましたんですが、案外いい動きをします。
このデッキ、ただでさえ少ない土地が《血統のシャーマン/Bloodline Shaman(ONS)》を起動して森が落ちるのをちょっとだけ防いでくれたり、殴ってフィニッシャーになったり、《天光を求める者/Seeker of Skybreak(7E)》で起こしてスゴイ量のマナが出たりと便利です。
無くてもいいんですけど。

《ワイアウッドの誇り/Wirewood Pride(ONS)》が抜けてる分小回りが効かなくなってますがこれは《仕組まれた疫病/Engineered Plague(UL)》を避けるのには使えないので抜いてみたってだけです。
この先《仕組まれた疫病/Engineered Plague(UL)》は増えそうなんで。
その辺もあって《旗印/Coat of Arms(EX)》を2枚にしてます。
《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote(SCG)》も昆虫だったりするのでトークンもそれなりに大きくなります。

次は赤単。

ゴブリンファイアーズ

ファイアーズってつけてるのは、昔のファイアーズくさい動きをするからで。
軽量のゴブリンからスタートして《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief(SCG)》経由で速攻のついた《ゴブリンのうすのろ/Goblin Goon(LGN)》、《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(SCG)》が続いて相手を殴り倒すと。
《ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya(IN)》→《ブラストダーム/Blastoderm(NE)》&《はじける子嚢/Saproling Burst(NE)》とちょっとだけ似てません?ダメ?
一応、ゴブリンサクってマナブースともできるので思ったより早くデカブツが殴り始められます。
土地が多めなのでパチモンの《弧状の稲妻/Arc Lightning(UZ)》として《スカークの火山使い/Skirk Volcanist(SCG)》も入れてます。
《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(SCG)》は重いんですが《ゴブリンのうすのろ/Goblin Goon(LGN)》や《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver(ONS)》と非常に相性が良いです。
ついでにこのデッキ、ブロック限定構築だったりします。

最後は黒コン。

HAMA研製黒コン

基本は普通の黒コン。
そこに期待の新人《墓への呼び声/Call to the Grave(SCG)》と《苦痛の命令/Decree of Pain(SCG)》が加えてあります。
どちらも良い感じです。
《苦痛の命令/Decree of Pain(SCG)》のほうはサイクリングで撃つことが多いです。
でも8マナで撃てない事はないし、その場合のアドバンテージはかなりのもの。
《墓への呼び声/Call to the Grave(SCG)》は置いとくだけでクリーチャーの増加をある程度抑止してくれますし、《アンデッドの剣闘士/Undead Gladiator(ONS)》や《墓生まれの詩神/Graveborn Muse(LGN)》との相性もよいですよ。
っていうかそのためのゾンビたちなんですが。
あと、デッキの隙間を埋めつつ軽量で手札が複数落とせるナイスハンデス《荷降ろし/Unburden(SCG)》も入ってます。
渋い、いい動きしますねコレ。

今回はこんな感じで。
次の大会ではもっと予想もつかない新しいデッキに出会えることを願ってみたり。