BIG SHOT:4月の賞金首文:主任@HAMA研

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4月11日フライデーナイトマジック1位 T@Anonymity
ステロイド
基本はブッディ型のステロイドからスタートしているかと思われますが、大幅に土地が増やされていて総数24枚。
元のデッキと比較すると《幻影のケンタウロス》や《ナントゥーコ自警団》といった4マナ圏のカードを追加してるので土地の多さは納得。
その分《日を浴びるルートワラ》4枚が抜けていて多少スピードが落ちている感じも受けますが、全体としては安定性が向上しているようです。
どんなデッキとも広く受けられるという意味では成功しているのではないでしょうか。
この先、再びステロとサイカの2極時代がやってくるのか?
4月11日フライデーナイトマジック2位 ひげ
WGBコントロール
3月7日のFNMでも使用していたみの「むしぶらりんしゃん」型の大量除去デッキ。
とにかくリセットで場を平たくして撃ちもらした小物は軽めの除去で。
最後は大物天使で殴って終了。
クリーチャーデッキにはめっぽう強いので生物デッキがはびこる地域には持ってこい。
以前使用していたバージョンとは《一瞬の平和》が《カーターの願望》に変わってる点で異なります。
4月13日オンスロートブロック限定構築トーナメント1位 主任@HAMA研
WGBコントロール
PTでも多数いた《爆発的植生》を軸にしたコントロールデッキ。
コントロールと言っても非常に大雑把なものでマナブーストからデカブツを呼んで、都合が悪くなったらリセットという動きを繰り返すだけのデッキ。
「WBG Vegetation Control」をもとにライフゲイン手段を増やして《生命を破滅させるもの》を投入したとこが変更点らしい変更点。
ついでに《平和な心》をメインから入れて序盤の足止めを増やしてます。
《刃の翼ロリックス》とかに妙によく効きましたね。
4月13日オンスロートブロック限定構築トーナメント2位 照屋 博一
RGドラゴン

Darwin Kastleが使用したRG Dragon(2003 ProTour Venice 6th)とメインは同じ。
サイドボードに多少エンチャント除去とか追加の大物が用意されてるとこがちょっと違う。
上のデッキ同様にマナブーストからの大物降臨デッキ。
ただしこちらはより攻撃的に回り、殴り倒しに行くのを重視した構成になってます。
《ショック》などのピンポイントでクリーチャーを除去するスペルはサイドにしか入ってないので、《星の嵐》を大事に使っていく必要がありますが、それも《窯口のドラゴン》が出るまでの話。
軽く3個はカウンターが乗って出てくるので、後は火を吹きまくって邪魔者を撤去するだけ。
そのまま対戦相手が除去できることもしばしば。

4月18日フライデーナイトマジック1位 T@Anonymity
ステロイド
いわゆるカイ型のステロイドよりも重めにシフトし、対処力を上げたタイプのステロ。
この変更により、受けの幅は広がったもののスピードが落ちているためサイカに対しての優位性が少々損なわれているようです。
とはいえクリーチャーコントロールデッキにはこの形の方がメインからの相性がよいので、環境にどちらのタイプが多いのかを読んでどっちに行くか選択する必要が。
4月18日フライデーナイトマジック2位 照屋 博一
RUW変異
昨今いくつか出現している地雷デッキの一角(変異)。
変異デッキもRUの2色でまとめているものと3色目を足す方向に動いているものとあるようですが、このデッキは3色目に白を選択して《賛美されし天使》を加えています。
これによりライフ獲得能力をが向上すると共に決戦兵器が増えてるわけでして。
一度回りだしてしまうとありえない順目から巨大飛行クリーチャーがぞろぞろと出てきてしまうので手がつけられません。
反面、特定のパーツに大きく依存するデッキでもあるのでネタばれしてしまうとアッサリと淘汰されてしまう可能性もあります。
4月25日フライデーナイトマジック1位 Shin@め
サイカトグ
最近主流になってきている軽量にシフトしたタイプではなく、《未来予知》《影魔道士の浸透者》などが採用されたタイプ。
少々重めでも回りだせばドロー能力は非常に高いのでコントロールデッキ同士での対決ではきわめて有利な攻勢になっています。
4月25日フライデーナイトマジック2位 リーダー山内
カンニングウェイク
カウンターヘビーに寄せたウェイク。
クリーチャーデッキにはもともと有利なところへカウンターを厚めに積むことでコントロールデッキへの耐性を多少上げています。
その分《燃え立つ願い》からのパワフルな動きはきってしまっているので長期戦になりがち。
なので50分と限られたときに2本取れるかが微妙ですね。
勝てるか勝てないか速やかに見極めて1ターンに時間をかけ過ぎないってのも使うときに結構重要になるかもしれません。
ZERO開店5周年記念トーナメント優勝 主任@HAMA研
サイカ
最近ちょろちょろ見かけるようになった《詐欺の壁》入りのサイカ。
ブロッカーが増えた分、少々除去が減ってますがその分多少《行き詰まり》が貼りやすくなってます。
《壁》が無駄に硬いだけに乗り越えるためにはかなりの火力を消費してもらえるためステロ相手にはだいぶ楽です。
《象の導き》がついてしまうとちょっとつらいトコですがバウンスが厚めに入ってるのでその辺も何とかなりますし。
ただ、何らかのインカネーションが相手の墓地に落ちると途端に価値が暴落するのでUGやGWビートダウンが増えてくるとこの形では対応しきれないでしょうね。
ZERO開店5周年記念トーナメント2位 T@Anonymity
ステロイド
上の形に比べると《日を浴びるルートワラ》が再採用されて多少加速したステロ。
速度が上がった分サイカトグ等遅いデッキに対する分がよくなったんじゃないかと思われます。
この辺はその場その場に応じてデッキをあわせていくことが重要だってことですね。
メインで《千足虫》が2枚投入されてコントロールに対してシフトしてる点も注目。
ZERO開店5周年記念トーナメント3位 AK@Anonymity
GWRビースト
GWビーストデッキも赤をタッチすることで除去力を上げたタイプのデッキもだいぶ増えてきましたが、その中でもこのデッキは珍しい部類に入ると思われるのでその辺を。
まず基本パーツは問題なく。
《賛美されし天使》が入ってないくらい。
そのスロットには《テフラダーム》が入って《争乱の崖地》を積極的に利用しにいってます。
さらに一般的に《炎の稲妻》になってるスロットに《地震》。
マナブースとも《地震》との相性を考慮してか《ラノワールのエルフ》ではなく《繁茂》。
今後この手のデッキが増えるのか要注目。