#42「これは効くのか?」
〜T@Anonymity 琥珀堂店主かわうそ 主任@HAMA研〜

ホームマジックの話をしよう>#42「これは効くのか?」


足りてなかったものの筆頭として挙げられた「人数の少なさ」。
それは一体どんな場面でマイナスになったのか。
「人数が足りなかった」という反省点に突っ込んでみる第三回。

つよ: でもかつてないくらい練習してた印象があるけど。
かわ: そう、練習はしてた。ただ、なんか、何が足りないのかなー。
何かが足りなかった気がするんだけど。
T: いや、ていうか単純に人数とデッキ練るのが……。ほとんどステロだけしか見えてなかったっぽい気がするから。
やっぱメタデッキ2つ3つはきっちり完成させて、場に合わせて選択するくらいは欲しかったなっていう。
かわ: あの、ステロ(練習で)勝ちすぎ、マジで(笑)。
もうちょっと負けてたら疑問点とか見えてくるかもしれないけど。勝ちすぎ。
俺、1週間前まで《強迫/Duress》か《対抗呪文/Counterspell》が入ってるデッキにしか乗らんって決めてたんだけど、ああもう、調整段階でステロがえらい強いのね(笑)。「ん、これはこっちしかねえや」って思って。
T: 実際強かったし(笑)。
つよ: でもデッキ選択自体は別に間違ってたと思ってないんだよね?
T: まあPTQはともかく、グランプリ初日はあれで良かったかなっていう。
主任: 間違ってないかどうか、僕は選択してないんでそれに関しては何も言えないですね。
僕は、ただ単に沖縄人みんな同じデッキで行ったら格好イイかなって乗っかっただけだから(笑)。
本当に最後まで自分で作ったデッキ持っていこうかどうか迷って、結局乗らなかったんだけど。
誰も何も言わないで放置されてたら僕たぶん《ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher》(注1)かエンチャントレスだったと思う。
かわ: 俺も多分グールシュート(《縫合グール》型のリアニメイト)だったはず。
でも向こう行って《投げ飛ばし/Fling》見て……
つよ: 愕然とする(笑)。
全員: ワハハハハハ。
つよ: 「練り込みが足りない」と。
かわ: うんうん(笑)。足りなかったーってガックリしてたから、まあいいや。
主任: 今回不満だった点に「選択肢用意できなかった」ってのがあるんだけど、T君がステロに乗るって決めてステロの調整に入った時点で、俺は他のメタデッキを全部回せるようにしてスパー相手に徹しようってことになって、自分が作ってたデッキ調整する時間なくなっちゃってステロが駄目だった時の選択肢を用意する時間が無かったってのが。
で、後からかわうそさんもステロに乗るって話になってさ、全員でステロの完成度上げる方向だけに全部労力つっこんじゃって。で、実際上がったんだけど。
……そこかな。もう1チーム欲しかった。
つよ: 人間が足りなかった。
主任: それは激しく感じましたね。
T: 確かに。
大抵もう3人でえんえんやってて。
主任: で、T君がまともなデッキ担当班、俺がイロモノ担当班ってみたいな感じでやって(笑)。
T: メタデッキをネットであさって。
で、UGとサイカとロックは俺が作って置いときますんでー、っていうそういう感じで。
トリコロール系とか他のB級ラインのデッキは主任さんが作ってくれたり。
かわ: 俺は俺でコンボデッキしか作らなかった。グールシュートとか。
テキスト化したデッキなら30越えるね。
で、実際スリーブに入れたデッキは10くらい。
そっから3つくらいに絞っていって、で、結局その3つになかったステロイドに乗ってる(笑)。
全員: ハハハハハハ。
かわ: 何やってんだろ俺、みたいな感じでね。
主任: 今になってみると、そのまま行くべきだったと思うんですよね。
それでそのまま完成度上げていけばよかったのに。他のデッキも。
T: 一番上のデッキがシークレットテクだらけだったもんなあ。
《すさまじい激情/Blood Frenzy》から、《投げ飛ばし》から、《生ける屍/Living Death》が入ってるゴブリンと。
主任: 《生ける屍》は、俺、言ったら笑われたじゃん(笑)。
「ありえないっすよ」って否定されたよ。
T: ゴブリンに《生ける屍》を複数枚積むって考えは無かったなあ。
主任: やっぱね、うん、やってみるとハマるって結構。あるよそういうの。
そのへんを試してくれる人が足りんかったのが痛い。
俺の負担分をもうちょい他に回せれば、そのへん自分でやったんだけど。
T: たしかに。
スパーの相手、もうちょい欲しかったなあ。……エンチャントレスとか慣れてる人でないと回せないから。
主任: あのへんが一番きつかったよもう(笑)。どんなイジメかと。
T: そう、エンチャントレスに主任さんに乗ってもらって。20戦くらいカウントとりながら、えんえんステロイドと(笑)。
主任: しかもエンチャントレスを殺すサイドインしてるステロにどうやって勝というのか。
負けると分かってるのにえんえん20本30本とかやらされてた。
針のむしろだよね。
T: あと人がいないからシークレットテク入れた時に、内容知ってる人だとプレイング的にかなり影響出て。
かわ:こっちが《ミリー》入りのステロ使ってるからって、エンチャントレスやってる側が《森》出すのに迷うとか有り得んっつの!(笑)
全員: ワハハハハハハ!
主任: UGが《森》出してこないとかね(笑)。
T: サイカ相手に後攻で《一瞬の平和/Moment's Peace》入れたら1回《サイカトグ/Phycatog》のフルパンプをかわせるから大丈夫なんじゃないかって話になって。
でも(《一瞬の平和/Moment's Peace》がバレてるから)相手もモノ凄い警戒したプレイングしかしてくれないんですよ。
かわ: 手札に《対抗呪文》が残る状態じゃないとやらない(笑)。
T: 一気にいかないっていう。
1回目はCan君とかに相手してもらって凄いハマったのに、2回目以降ずっと警戒してて。
斬れる時に斬るはずだったプレイングが段々慎重になっていって。
主任: 「これは効くのか?」みたいなねえ。
T: 効くのかって疑問になるけど、その後Itoとかに試すともの凄いハマって。
でも「どうなんだろう。それってあっちの人に通用するのかなあ」って。
主任: 《抵抗の誇示/Flash of Defiance》もそんな感じだったじゃん。
知らなければ「殴れば勝つから突っ込んでくるんでしょ」ってシチュエーションで、《抵抗の誇示》警戒して《野生の雑種犬/Wild Mongrel》とか残してみたりね。
有り得んからそれ!って(笑)。
T: 「普通残さんだろ!」って言いたくなるようなのが結構あったんだよな。ていうかおまえ、《魂売り/Spiritmonger》で普通緑残さんだろ!って。普通、再生用の黒しか残さんだろ! ……っていうので、そのへんやっぱり、人数いたらわざと知らせないでやっててその人たちとできるから、そういう人たち欲しいなあって思った。
主任: 別動班が欲しかった。
T: 全く別に動いてくれる人があと3人くらいいたら。
主任: ていうのを、今回かわうそさんに期待して、わざとあえて連絡とらないみたいのがあったんだけど……。
でもきついよね、人数足りないと。
そもそも絶対数が足りてないから。

たしかに普通は再生用の黒を残すよなあ(笑)。手の内を知っている人を相手にしても本番用のデータは取れない。
テープには入っていませんが、MWS等を使って他の人とデュエルするという案も出ていました。
同じ力量のスパー相手の確保っていうのは今後の課題かも。
むう。次回から遠征組にはできるだけ協力する方向で。

注1)《ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher》
 ここで云われているのは《ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher》+《マナ切り離し/Mana Severance》のコンボデッキ。
 《修繕/Tinker》の禁止により、弱体化したものの、2枚コンボなのは変わらず、《マナ切り離し/Mana Severance》後に《ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher》起動=ほぼ即死なのは魅力。
(解説:けんつよ)

続く

INDEXへ戻る