HAMASAI 19thまとめ

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年末恒例、冬のHAMASAI。
フォーマットは去年に引き続きスタンダード+統率者のハイブリッド。(詳細はコチラ)
話を聞くと面白そうだから参加したかった、とかいう意見も多かったのでいつか二度目をやろうと思ってたはいました。
んで、どうせやるなら前回のリピーターがいる間にやってしまった方が面白いってのが一つ、それと自分がGP名古屋に参戦するために予選期間地元にいない&準備に時間が取れないという事情もあって早速の二年連続採用となりました。
来年は別のフォーマットにしようと思ってますが、TOMMYさんがTOMMYSリーグでコマンダー用にって古いレジェンドクリーチャーを賞品で配ってくれていたりもしたので2013年もワンチャンスあるかな〜という感じですかね。

賞品は例年以上に派手なモノを出すことができました。
これは参加して下さった皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
ただ、一つやり過ぎたなと思ったのが賞品の分配方法。
順位ごとに目隠し状態で選んでもらう完全ブラインド方式だったので、下位でもデュアルランドやFrom the Vault:を引き当てた人がいた反面TOP4の賞品がデカイだけで地味とかそういう傾向に。追加のパックで補正されてはいたんですが、見た目の派手さって大事だよねと再認識しました。

そして今回は我らのカイザーが色々と頑張ってくれたので、以下はカイザー取材の記事です。


【DeckTech】 Miyagi 《ギトゥのジョイラ/Jhoira of the Ghitu》+《世界火/Worldfire》
●統率者の選択理由
最初から《世界火/Worldfire》コンボを狙って《ギトゥのジョイラ/Jhoira of the Ghitu》をチョイスしました。
《世界火/Worldfire》と何かを待機しておけば後は勝手に人が死にます。

●メタゲーム
知らない!関係ない!(初期ライフが)30点もあるから狙えるかと思った。

●工夫したポイント
待機要員として、《世界火/Worldfire》が引けないときに、《災火のドラゴン/Balefire Dragon》で待機明け速攻で盤面に対処できるようにしました。
《時間の熟達/Temporal Mastery》で待機が空けるのを早める工夫をしています。


●意気込み
《高まる復讐心/Increasing Vengeance》+《時間の熟達/Temporal Mastery》を決めたい!
Miyagi
Deck Name:ワールドファイア〜〜〜〜!!
Commander
《ギトゥのジョイラ/Jhoira of the Ghitu》
Main Deck(60 TotalCards) Sideboard(15 TotalCards)
3《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》
3《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2《空召喚士ターランド/Talrand, Sky Summoner》
2《災火のドラゴン/Balefire Dragon》

1《送還/Unsummon》
4《灼熱の槍/Searing Spear》
3《ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars》
3《イゼットの魔除け/Izzet Charm》
2《高まる復讐心/Increasing Vengeance》
2《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
1《否認/Negate》
2《雲散霧消/Dissipate》
4《時間の熟達/Temporal Mastery》
4《世界火/Worldfire》

6《山/Mountain》
5《島/Island》
4《硫黄の滝/Sulfur Falls》
4《蒸気孔/Steam Vents》
3《魂の洞窟/Cavern of Souls》
2《僻地の灯台/Desolate Lighthouse》
3《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》
2《溶解/Smelt》
2《払拭/Dispel》
2《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》
2《こだまの呪い/Curse of Echoes》
2《轟く激震/Rolling Temblor》

【DeckTech】 UxRxA 《結界師ズアー/Zur the Enchanter》+エスパーコントロール
●統率者の選択理由
前回優勝者が使用していたので、他の人に使わせたくなかった(笑)

●メタゲーム
普段使用しているデッキに統率者を合わせてくるだろう、とふんで県内メタのビートダウンに強いコントロールにしました。

●工夫したポイント
《群れネズミ/Pack Rat(RTR)》が使いたかったので、入れました。
《結界師ズアー/Zur the Enchanter》でサーチできるので《金輪際/Nevermore》がメインから採用。
サイドでは対策されることを見通して増量しています。


●意気込み
やる夫より上の順位に入って格の違いをわからせてやりますよ!
UxRxA
Commander
《結界師ズアー/Zur the Enchanter》
Main Deck(60 TotalCards) Sideboard(15 TotalCards)
2《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2《群れネズミ/Pack Rat》
2《修復の天使/Restoration Angel》

3《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》
1《無形の美徳/Intangible Virtue》
1《魂の税収/Soul Tithe》
4《未練ある魂/Lingering Souls》
3《深夜の出没/Midnight Haunting》
2《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》
3《至高の評決/Supreme Verdict》
2《忘却の輪/Oblivion Ring》
2《金輪際/Nevermore》
2《拘留の宝球/Detention Sphere》
1《地下世界の人脈/Underworld Connections》
1《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》
1《スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelation》
2《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》
1《血統の切断/Sever the Bloodline》
1《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage》

2《平地/Plains》
2《島/Island》
2《沼/Swamp》
4《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
4《氷河の城砦/Glacial Fortress》
4《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
3《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel》
2《ネファリアの溺墓/Nephalia Drownyard》
1《進化する未開地/Evolving Wilds》
3《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》
2《静穏の天使/Angel of Serenity》
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
1《中略/Syncopate》
1《脳食願望/Appetite for Brains》
1《死の重み/Dead Weight》
2《否認/Negate》
1《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
1《こだまの呪い/Curse of Echoes》

【DeckTech】 入速出やる夫 《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》+緑白ビートダウン
●統率者の選択理由
《終末/Terminus》や《至高の評決/Supreme Verdict》さえ防げれば、殴って30点は削れると考えて選択しました。

●メタゲーム
初期ライフが30点あるので、コントロールが多いと考えていました。

●工夫したポイント
・《捕食者のウーズ/Predator Ooze》
対処されなければ成長でき、《捕食/Prey Upon》や《ウルヴェンワルドの足跡追い/Ulvenwald Tracker》とのコンボできるため。


《自然の伝令、イェヴァ/Yeva, Nature's Herald》
《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》がインスタントタイミングで出せる!


●意気込み
夏は2位だったので、今回もぜひトップ4には残りたい!
入速出やる夫
Deck Name:2-3くらいかな!
Commander
《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
Main Deck(60 TotalCards) Sideboard(15 TotalCards)
4《東屋のエルフ/Arbor Elf》
2《ウルヴェンワルドの足跡追い/Ulvenwald Tracker》
1《アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrim》
4《絡み根の霊/Strangleroot Geist》
2《エルフの幻想家/Elvish Visionary》
4《捕食者のウーズ/Predator Ooze》
2《ウルフィーの報復者/Wolfir Avenger》
4《死橋の大巨虫/Deadbridge Goliath》
3《自然の伝令、イェヴァ/Yeva, Nature's Herald》
1《食百足/Vorapede》
2《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons》

4《怨恨/Rancor》
4《捕食/Prey Upon》

11《森/Forest》
4《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
4《寺院の庭/Temple Garden》
4《魂の洞窟/Cavern of Souls》
2《ドライアドの闘士/Dryad Militant》
3《始源のハイドラ/Primordial Hydra》
2《ラムホルトの勇者/Champion of Lambholt》
2《レインジャーの悪知恵/Ranger's Guile》
2《天啓の光/Ray of Revelation》
2《忘却の輪/Oblivion Ring》
2《月銀の槍/Moonsilver Spear》

【DeckTech】 マツケン@チームUK《アウグスティン四世大判事/Grand Arbiter Augustin IV》+青白コントロール
●統率者の選択理由
5ターン目に《ドラグスコルの肉裂き/Drogskol Reaver》や《スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelation》がプレイできるのが魅力的なので。

●メタゲーム
クリーチャー戦を想定し、5ターン目に《ドラグスコルの肉裂き/Drogskol Reaver》をプレイできれば盤面を掌握できると考えました。

・●工夫したポイント
メインで《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》ではなく《送還/Unsummon)》を使用。
《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》や《結界師ズアー/Zur the Enchanter》など存在するだけでマズい生物に対処できるようにしました。


●意気込み
ライフを50以上にして相手の絶望する様を見たいです!
マツケソ@チームUK
Commander
《アウグスティン四世大判事/Grand Arbiter Augustin IV》
Main Deck(60 TotalCards) Sideboard(15 TotalCards)
3《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
3《修復の天使/Restoration Angel》
4《ドラグスコルの肉裂き/Drogskol Reaver》

3《送還/Unsummon》
3《中略/Syncopate》
3《否認/Negate》
2《熟慮/Think Twice》
4《アゾリウスの魔鍵/Azorius Keyrune》
3《スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelation》
2《拘留の宝球/Detention Sphere》
3《至高の評決/Supreme Verdict》
2《信仰の見返り/Faith's Reward》

6《平地/Plains》
5《島/Island》
4《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
4《氷河の城砦/Glacial Fortress》
4《魂の洞窟/Cavern of Souls》
2《幽霊街/Ghost Quarter》
4《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》
1《修復の天使/Restoration Angel》
2《三巨頭の執政官/Archon of the Triumvirate》
1《否認/Negate》
1《至高の評決/Supreme Verdict》
3《天使への願い/Entreat the Angels》
2《雲散霧消/Dissipate》
1《信仰の見返り/Faith's Reward》

【優勝者クイックインタビュー】
カイザー(以下皇)「優勝、おめでとうございます。」

JUN2(以下J)「ありがとうございます。」

「早速なんだけど、今回統率者に《壊滅させるものヌーマット/Numot, the Devastator》を選んでいるよね? これを選択した理由を教えて欲しいのだけど。」

J「とりあえずこの環境って《スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelation》が打てれば勝てると考えていて・・・でも他の人の統率者で《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》などが選択されてるのもわかってるわけで、そうなるとあいつ等を除去できなきゃいけないんですよ。
なので軽くて腐りにくい除去として火力が使えるトリココントロールを考えてました。

んで他の統率者はだいたい対処できるんですけど、追加2マナ、4マナで何度もプレイされるので後から段々つらくなってくるんですよ。そこで《壊滅させるものヌーマット/Numot, the Devastator》で土地を縛ってやれば後々プレイできないようならないかな〜ということで。
あとはコイツ自体タフネスが6あって除去するのに基本的に2枚以上カード消費させるんで、アドバンテージもとれるんじゃないかと(笑)」

「今回のHAMASAIに向けての意気込んでいたこととかはあったんでしょうか?」

J実は僕、夏のHAMASAIのときに途中で抜けないといけなくなって、そこで当った同世代のCan君をトスしたんですよ。
で、Can君そのままが優勝してくれたんですけどそれが嬉しかったんですよね。
今回は逆にCan君の方が都合で出れなくなってしまったので、できたら代わりに優勝したいな〜と思っていて。
なので、本当に優勝できてうれしいですね。


「・・・あまりにイイ話で過ぎて太字にするかカットするかしかないな。 でもそんな殊勝じゃ気持ちでやっていたのね。来年もこの調子でがんばってください。」

J「僕、祭りは大好きなので次のHAMASAIも楽しみにしてます。」

「長丁場の後にインタビューにお付き合い頂きありがとうございました。」


これにて2012年のイベントはすべて終了です。
今年は各イベント、例年以上の数のプレイヤーにご参加頂いき嬉しい悲鳴の上がる一年でした。
願わくば2013年もこの勢いが続きますように。よろしくお願いいたします。