第25回 A-ZERO COMPETITION(チームシールド) |
今回は久々に参加したのでいつのもような外から見た視点ではなく、参加者として内から見た視点でお送りします。 |
ブロック最後のエキスパンションが出てしばらく経つとまあ、だいたいダレてくるもの。 というわけで今回のA-ZEROは奇をてらってチームシールド。 席が20席しかないので6チーム18人で募集をかけたらキャンセル待ちまで出る盛況ぶり。 ………FNMとかもこのくらい集まりがよければ苦労しないんですが。 …で、今回もHAMA研として出撃しようと思っていたものの所長は本業が忙しくて無理。 ショーグンは台風の余波で出撃不可能になり1人残され島。 そこで急遽募集をかけたところ裕@よせ。氏と壱@TaemOMEGA氏が乗っかってくれたので蝶・多国籍混成一個旅団「(旧)シャッフル同盟の影薄いほう3人」を結成し何とか出撃できることに。 当日、開始前の説明とかは自分でやって後の事務処理やジャッジ業は店長、HPL氏、総統閣下の3人に任せてあとは参加者として遊ぶことに。 さてさてシールドは何をさておいても強いパックを引かん事には気分が盛り上がりません。 となると県下一引きの強い男ショーグンがいないのが大きな痛手。 しかたないので3人でダイスを振って出目が一番大きかった男がパックを引こうということになり、結果裕@よせ。氏に任せることに。 その結果引いたパックはまあ、かなり神降臨気味。 以下は各色のアツかったカード。 白…《陽光の潮流/Solar Tide》、《拘引/Arrest》×2、《空狩人の巡回兵/Skyhunter Patrol》、《急報/Raise the Alarm》、《魂の閃き/Soul Nova》 青…《横暴/Domineer》、《物読み/Thoughtcast》×2 黒…《恐怖/Terror》、《影の中の貪り/Devour in Shadow》、《薄黒爪のコウモリ/Grimclaw Bats》 赤…《火の玉/Fireball》、《鋳潰し/Unforge》、《とげの稲妻/Barbed Lightning》、《静電気の稲妻/Electrostatic Bolt》 《トゲ撃ちゴブリン/Spikeshot Goblin》×2、《ヴァルショクの魔術師/Vulshok Sorcerer》 緑…《解体/Deconstruct》、《捕食者の一撃/Predator's Strike》 茶…《映し身人形/Duplicant》、《頭蓋囲い/Cranial Plating》、《レオニンのボーラ/Leonin Bola》、《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow》、《ヴァルショクの鉄球/Vulshok Morningstar》、《迷惑エンジン/Nuisance Engine》、各種《マイア》×5、《記憶の仮面/Mask of Memory》、《レオニンの円月刀/Leonin Scimitar》、《バンシーの刃/Banshee's Blade》、《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb》 見ての通り、無駄に充実の装備品と豪華極まる火力。 白と赤が強いのは一目瞭然。 逆に微妙なのが緑と黒。 無いとカッコがつかないカードが結構出てくれてるのはありがたいもののだいぶ足りない基本クリーチャーがいないのも事実。 そして手のうちようが無い青。 飛行クリーチャーもいなければバウンスも無い。 そしてなにより枚数が無い。 そこでまずは色の組み合わせをどうするか3人で検討。 (年の功を後ろ盾になんとなく僕が主導権を握ったのは秘密ン中の秘密だ。) 1個白メインのデッキが組めるのはまず確定。 多すぎて上には入れてないものの、《兵士の模造品/Soldier Replica》やら《オーリオックの刃番/Auriok Bladewarden》やら脇をガッチリ固めてくれるナイスクリーチャーが豊富なのも好材料。 問題はカードプール全体に茶除去の薄さ。 確定で茶が除去できるのは《解体/Deconstruct》と《錆の雨/Rain of Rust》の2枚だけ。 《灰塵化/Turn to Dust》と《鋳潰し/Unforge》、《魂の閃き/Soul Nova》で装備品だけは除去できるものの《氷の干渉器/Icy Manipulator》やら《落とし子の穴/Spawning Pit》といったブツを出されるとそれだけで環境を支配されっぱなしになりそうなのが不安材料。 で、あまりにも戦力が貧弱な青が足を引っ張る。 仕方ないので基本は2−1戦略に決定。 強いデッキを二つ作ってそのデッキ持った二人が勝ち星を拾いにいく方向で。 そこで赤を二つに分けて白赤と緑赤にして確定茶除去を擁するデッキを二つ組んで戦うことに。 残った黒と青をまとめてそれっぽいデッキを1個作ることに。 その方が無駄に大量に出てる《マイア》等を有効活用できるし、いかにも青黒っぽいアーティファクトも活躍の場ができようというもの。 そこで蝶・装備ウィニーな白赤、マナブーストをテンコ盛りの烈日気味赤緑、あまりモノでそれっぽく見えることだけを重視した黒青の3つを仮組み。 飛行があまりにも止まらない赤緑に火力を多めに融通したり飛行クリーチャーを斡旋したり、白赤に巨大生物除去兼エンドカードかもしれない《映し身人形/Duplicant》をまわしたり、白で余った装備品を青黒に貸してもらったりという微調整を行う。 その過程でなんだかナシ崩し的に僕が青黒、裕@よせ。氏が白赤、壱@TaemOMEGA氏が赤緑を使うことになっていたりする罠。 なんて言うか……暗黙の了解とかいうヤツですか? まあ、3人の性格とかクセにあった色選択が勝手になされているというのはある意味で上手く連携が取れていると見れなくもないし。 あとは使う本人の趣味で多少バランスを調整して構築終了。 と書いてしまえば簡単なものの、実際は構築時間ギリギリだったりデッキシートの記入がブッチギリで間に合わないトコだったりと結構冷や冷やモノ。 そんなこんなで以下のようなデッキが3つ完成。
なんだか一見強そうながらよくよく見ると欲しいトコが無かったり、中堅ラインが埋まってなかったりして微妙。 白は線の細さが目につくし、そこをごまかしてくれそうな《まばゆい光線/Blinding Beam》とかはナシ。 赤緑は対空防御の薄さが気になるし重いのも気になる。 青黒に至っては、クリーチャーの質の低さをどうにかごまかしました感が漂って痛々しいし。 とはいえなんとかまとまったデッキが3つ組めたんだから贅沢言っちゃいかんよね。 まあ、この時点で最初に決めた2−1戦略を8割方忘れてるあたりがまったくもって始末におえないんですが…。 時間が経ちすぎたのと、チーム3人分書くのが不可能なのとで(3人一斉に試合なんで他の2人の試合は僕見れません)試合内容は割愛。 以下順位↓
結果としては、なんだかんだでチームは優勝できたのでまあよかったかと。 参加してくれたほかの人も楽しめていたようなので、今後も機会があればやっていこうかなあと。 終わった後の報告書がめんどくさいのだけがネックなんですが…。 |