●酒は呑んでも呑まれるな |
なか: |
で、あとその、結局、例えばその、≪霊力/Psionic Gift≫で悩むか≪エイヴンの風読み/Aven Windreader≫で悩むとか、≪飛びかかる虎/Springing Tiger≫で悩むか≪クローサの射手/Krosan Archer≫で悩むかっていうのは、その、1パック2パック目かでも当然変わるし、そこでもその、パーツ取り……なんていうんだろ。 |
全員: |
……………………。 |
なか: |
…………なんか出てこないね(笑)。 |
つよ: |
ちょっと呑みすぎちゃった!? ごめんね(笑)。選択失敗?(笑) 最初は適当な話でごまかしといて、後からマジメな話しようと思ったら、ちょっとビールが進みすぎたね。やりすぎちゃったかな。 |
なか: |
もうガバガバ呑んで。 |
●決め打ち最高(泣) |
なか: |
「ドラフト真面目に考えてる」とか、真顔で言い切れる人間は。 |
つよ: |
いないよ(笑)。 |
ヒゲ: |
考えてねえよ(笑)。 |
全員: |
ワハハハハハハ! |
つよ: |
(笑)ヒゲ先生はよ、あいつはあいつで決め打ち大好き人間で、僕と袂を分かってるわけ。 |
全員: |
ハハハハハハ。 |
つよ: |
あいつにはあいつの理論があって。彼なりに結果出してるから僕としてはなんとも言えないし。確かにドラフトって結果出してナンボだから、「当ってる」「当ってない」言ってもしょうがない部分があるから。俺は2―1できるデッキは作れるけど、この状況で毎回3―0できるかっつったら、たまにしかできない。確かに2―1はするよ。最近毎回2―1じゃんな(笑)。あれは自分でも分かってるわけ。「3―0はできない」って。何故かと言えば、どっかでゴッドができてるから。……大概Can君なんだけど (笑)。Can君の上手いドラフトが炸裂してたりするわけ。 |
なか: |
やりながら言ってるもんね(笑)。「終わったー」とか。「デッキはできたけど」。 |
つよ: |
運が良ければ3―0。 |
ヒゲ: |
安定の2―1で2位で良いじゃない。 |
Ca: |
うん(笑)。それの方が。 |
つよ: |
(笑)……良いか悪いかは別だよ。ただ俺は、どこに行ってもこのスタイルでドラフトがしたいから、それをずっと実践してて楽しくやってるわけ。……本当は3―0したいんだよ。決め打ち最高とか思うよ(笑)。たまには決め打ちして3―0か0―3かのドラフトもしてみたい(笑)。 |
●スタンダードとリミテッド(1) |
つよ: |
最近あんまりリスタンダードとかしないけど、やっぱりリミテッドのほうが楽しい? ドラフトの方が楽しい? |
Ca: |
スタンダードはデッキが固まるじゃないですか。自分はそれが好きじゃない。リミテッドは毎回違うデッキじゃないですか。だからそれが楽しい。 |
つよ: |
ああ。自分でピックをしてデッキを作るのが。 |
なか: |
ボクは(スタンダードを)やるんならサイド込みでやりたいわけ。 |
つよ: |
ああ、それは思うね! デッキはサイド込みで |
なか: |
だからアリーナリーグはボク的に今超重要な機会なわけ。前はバカみたいにやって色々言われたけど(笑)。今は≪願い/Wish≫が入ってきて一応サイド使うようになってるけど、もっとちゃんと使いたい。フリープレイで使っても良いんだけど、フリープレイだと相手が(サイドを)使ってないことが多いから、サイドする意味があんまり無いでしょ。だからサイド込みでやるっていう意味で、今日から始まったアリーナリーグがとても。サイドがちゃんと使えるのが良い。相手に了承を得て「使いますよ」って。 |
●スタンダードとリミテッド(2) |
Ca: |
(リミテッドは)面白い。デッキが毎回違うから。 |
なか: |
なんか本当に、「自分で戦ってる」って気がする。 |
Ca: |
うんうんうん! そうそう。 |
なか: |
メタとかじゃなくて、今の自分でやれてるみたいな。負けても納得できるんすよ。「あ、あそこでああ間違ったから」とか。……悪い意味じゃなくて、スタンダードって当るも八卦当らぬも八卦っていうのが、結局その、大会に持ち込むんだったらあるじゃないですか。「沖縄だから青が強い」とか、「持ち込むデッキはメタ張ったけど合わなかった」とか「(メタ外の)バーンに負けた」とかさ、あるけど。リミテッドは全てが自分にかかってくる所が面白いと思う。 |
つよ: |
まあ確かに相性の良い悪いはあるけど……。 |
なか: |
メタの面白さもそれはそれであるけど。(リミテッドは)責任背負える所が面白い。たしかにスタンダードで他人と一緒にメタ固めるのも面白いけど、それはさ、結局、いかにプールがデカいかっていうのにかかってると思う。メタの張り方っていうのは。 |
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例えば「今週末ZEROで大会あります。出る人はあの人あの人あの人あの人……で、10人中6人までは分かってます。この人のデッキはコレ。あの人のデッキはアレ。で、6人中4人(デッキまで)分かりました。→そりゃもうメタ張るよね」「いやメタっていうか」みたいな(笑)。そりゃもう昔の身内メタと変わらんじゃんっていう話になるよね。 |
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……それはそれで良いんだけど。ちょっとやっぱ何か、何かあるわけ。自分の中で。例えばSilverBullet Conventionで60人いて、とか。まさに混沌でしょ(笑)。それこそメタ張るけど、いきなり変なデッキに当ってあの最下位の混沌の卓に(笑)。一番左端とかさ。最近のプールの狭さっていうのが多少ネックではあるかも。仕方ないんだけどね、うん。そういう点では、もうちょっと、大きな大会っていうのを皆で開いてみたいねっていうのがあるよね。 |
●≪対抗呪文≫依存症 |
Ca: |
なんか、なに、カウンターの楽しさが分かってしまったら、青しか使いたくなくなる(笑)。「これカウンターしたらこっちの勝ちじゃん」って。一方的にやられるのも嫌だったから。 |
つよ: |
カウンターの楽しみを覚えると抜けるのツラいね。 |
Ca: |
そうそう。抜けれない。 |
つよ: |
けんつよは毒気を抜くためにちゃんと≪ラノワールのエルフ/Llanowar Elves≫も使うよ。 |
全員: |
ハハハハハハ。 |
Ca: |
それがすごいと思う。抜けれない。なんか「デッキを作るかー。(紙に)まずは≪対抗……≫……うわー」みたいな。≪島/Island≫からスタート、みたいな。 |
ヒゲ: |
だって≪島≫2枚立たせてニヤニヤしたいじゃん。 |
全員: |
ワハハハハハハ! |
つよ: |
気持ちは分かる。 |
なか: |
分かりすぎるのが嫌だね(笑)。すごくわかる。 |
●Can君、カウンターに出会う |
Ca: |
≪対抗呪文/Couterspell≫が強いって知ったのはけんつよさんが使ってたのを見てたから。 |
つよ: |
マジ!? |
Ca: |
けんつよさんが青使ってて、「なんでカウンターで邪魔するだけで勝つの?」って思ってたんですよ。大会で見てて。それで、青使って。で、けんつよさんと青対青で当ったんですよ。カササギブルーで。 |
つよ: |
人としてどうかと思う対決(笑)。 |
Ca: |
「これは俺も青使ってるから勝たないといけない!」。……でも、けんつよさんに俺の≪泥棒カササギ/Thieving Magpie≫が盗られ。 |
全員: |
ハハハハハハ! |
Ca: |
「なんで盗られたんだー!?」みたいな(笑)。「ハア? なんでだよ? 俺が≪泥棒カササギ≫出したのは間違いだったのかあッ!?」みたいな。で、2戦目は≪泥棒カササギ≫出してウハウハで殴ってたら、途中で盗られて、なんか知らないけど俺ライブラリアウトで負けてる(笑)。 |
全員: |
ワハハハハハハ! |
Ca: |
「はあ!? 俺≪泥棒カササギ≫で負けてるよ! なんでだよ〜ッ!?」(笑) |