こんなデッキは札束だ! 第13回 黒コン編 |
所長:いやいやいや、僕も海外移住が決定しちゃったから今回が最後の仕事になるねえ。 感慨深い。 主水:…海外移住って…確かに海の向こうですが、沖縄から京都じゃないですか。 同じ国内ですよ。 所長:バカめ!今はどうだか知らんがかつて日本と琉球王国は完全に別の国だったのだよ。 それこそ一度向こうへ行ってしまえば無事に帰れるかどうかもかなりアヤシイ遠い遠いところだったのですよ? コレだから歴史を知らんヤツは…。 主水:いや、かつてどうだったとか知ってるし。 その前に現在の世相を鑑みろっていってんだよこのダボハゼが! 所長:いいよ〜 僕、試験合格して機嫌がいいから今回は何言われても許しちゃう。 ムシロ抱かれてもイイくらいだよ、チミ〜。 主水:ウゼエよこの筋肉ダルマ。 ホレ、海外逃亡する前に今回の依頼を片付けていけ。 サクサクとスナック感覚でな。 所長:依頼? 今回もまたどっかから来てんの? 主水:例によって掲示板に。 もりちゃんから。 所長:どれどれっと…。 またか。 とりあえず以下抜粋な↓ おはようございます。 申し訳ないのですがダイアリーノートが鯖落ちっぽいのでこちらに失礼します。 昨日のCORPSCUPXのリストのうp+HAMA研様への依頼という事で、
このデッキは皆様の好意により色々と貸して頂いて作成したものなんですが、 流石にこれを僕一人の資産で作ると給料の大半がぶっ飛んでしまいます。 僕の給料は大半を酒代に回す事は周知の事実でしょうからココでは割愛いたしますが 是非皆様のお力でこのデッキの価格を下げて頂けるとありがたい所存であります。 HAMA研の御3方は皆様多忙でしょうけれども、もしお手透きの時がありましたら ご一考願います。 でわ、駄文・長文失礼いたしました。 所長:とまあこんな感じか。 しかしアレやね。 最近ワザワザ高いデッキ作成して持ち込むのが流行りなのか? 俺にとって最後の回に言うのもなんだが…いや最後だからこそ初心に立ち返りあえて言おう! そもそもこの企画ってクソ高いトーナメントデッキを誰でもお手軽に楽しもうって企画じゃなかったのか!! そりゃまあ、安ければ元のデッキの原型も残ってなくてもいいやとか、面白ければなんでもいいやとかいう方向に微妙にというか盛大に脱線させたのは自分達だったりするかも知れんがそれでも言おう!!! お前たちは間違っているとな!!!! 主水:おお、なんかアツくそれっぽい説教をするサマも堂々たるものですな所長。 確かにはじめた時はそんな企画だったようなことをおぼろげながら思い出してきやしたぜ。 もう目からウロコがポロリといった気分っす。 ですね、ですよね〜。 初心忘れるべからず、スズメ百まで踊りを忘れず、三つ子の魂百までっすよね!! んじゃ、今回の話はおいしかったけど残念ながらお断りするって方向でよいっすね? 所長:アイヤ、待てぇい、待たれよ! 趣旨としてはそんなようなアツいことを語ってかっこよく去りたいところだが、ここで値下げ攻勢をかけてやれば浮いた金で酒が飲めるというものを無碍に断るのも非人情的というもんだろ。 コレはコレ、ソレはソレだっ! この話っ、ここはあえて受けるっ!! 主水:おお、スゲエェ男らしく前言撤回しましたね。 受けるんですか? 所長:今さら新しくネタを探してる時間がないという酷く俗世的な理由も背後に垣間見えたりするかも知れんが、ここは給料の大半をを突っ込んで大酒を飲みたいという非常に男らしい気概に心洗われたということでひとつ。 この話、受けさせていただきたい! 主水:なんかさっきから言ってることが支離滅裂な感じがビリビリする上にもりちゃんの主張は「大酒呑みたい」というところではない気もしますが、無駄に高いテンションが突っ込みを許さない空気を醸し出してますね。 まあ、了解です。 んじゃ、やりましょうか。 所長:今回は前置きだけでかなり長くなってしまったのでここからはテンポよくイきたい。 そこで普段とは流れを変えて、ズバリ!修正後のデッキから見ていただこう!! 主水:やや、モノスゲエぇヤリ手営業マンのプレゼンみたいですね。 むしろ料理番組とかで「ここでオーブンで2時間加熱します…が今日はもう加熱したものが用意してあるのでこちらを使って…」みたいなノリか? そして今回の僕、MMRのナ○ヤ以下のリアクション芸人と化してますね。 んじゃ拝見しましょうかね。
所長:どうだ!?素晴らしいだろう!! 主水:……メインが黒単であると言う以外は何も共通点が見つけられないんですが? コレは何がどれに対応してたりするんでしょうか? 所長:対応などしていない!! 主水:はあ? 所長:微塵にも対応などしていないと言っている!!! 主水:それじゃ…関係ないデッキじゃないですか? 所長:関係なら大いにあるっ! そもそも元のデッキとは何だ!? 「吸って殴って捨てさせる」そういうデッキだろう。 言ってみればコレがデッキの魂だ! そして俺の作ったデッキはその魂を受け継ぎながら全く新しいスタイルを低コストのカードで組み上げた「魂の義兄弟」的なデッキなのだ!! 主水:とうとう来るところまで来たというか、そーとー病状が進んだというか…。 所長:何だ、貴様不満か? 元のデッキを似たようなショボいカードに置き換えることに何の意味があると言うんだ? 貴様はそんなデッキを見て何か感動を覚えるか? 管理野球など見せられて貴様の人生に何かプラスがあるのかっ!! 主水:イヤ、野球とか見ないから何のことやらさっぱりなんですがいいんですかコレで? コレじゃここから下にいつものような解説をつけることが出来ないですよ。 ぶっちゃけ字数が稼げないんですが? 所長:いらん!! それこそ、さっき貴様の言っていた「サクサクとスナック感覚」で終了だ。 今日はコレで終わりだ! 男は、もとい漢はベラベラをごたくを並べる舌を持たんっ! 俺の言いたいことは俺のデッキから感じ取れ!! 俺が最後に語ることは以上だ! 主水:…最後の最後で全く新しい落とし方を打ち出してきましたね。 コレ最終回以外に使いようがないですよ。 すっと取っておいたんですか? 所長:そう、その通りだ!一度くらい自分のセリフの後ろに「!!」ばっかり並んだ回をやってみたくてしょうがなかった。 その夢も達成されたことだし、もはや我が生涯に一片の悔い無し!!!!だっ!! 主水:しかしまあアレですね。最後にやりたかったってのはわかるんですが最終回としてはエラく尻すぼみですよ。 所長:え、別に最終回じゃないからいいじゃない。 次からまた増量すれば? 主水:は?どういうこと? 所長:いや、だってね僕は今回でラストだけど君はショーグンとか新規メンバー募ってHAMA研続けていくわけじゃん。 当然「札束」も続けるよね? 主水:よね?ってお前、ここから続けさせるつもりか?っていうかここからどう続けろってんだ? 鬼か貴様!? 所長:鍛えてますから(笑) 主水:誰も響鬼※注)の話なんかしてねえ。 所長:んじゃ、あとは君とショーグンとどっちかでボケとツッコミ担当を決めて仲良くやってくれ。 さらばだ。 次回、請うご期待だ!! 主水:いもしないクセに勝手に次回とか言うな。 |
※注)…仮面ライダー響鬼のこと 日曜朝8時から早起きな少年たちや、夜更かしも極まった大人になりきれない少年たちの心を振るわせる鬼のなかの鬼 HAMA研は「仮面ライダー響鬼」を応援しています |