バイオレンス杯へ向けて その7 |
去る2月12日に開催された京都金閣寺事件(笑)杯。 フォーマットはヴィンテージ。 あまりなじみのないこのフォーマットへの水先案内として、主催のけんつよさんが収集したデッキリストの数々+ご本人の手による解説を一度きりで使い捨ててしまうのはあまりにももったいない。 ということで掲載された「けんつよの雑記帳」から抜粋して再編集してみました。 ブログからの再編集なので多少、文脈がおかしくなっているところもあるかもしれませんが、その辺はすべて主水@HAMA研の文才の無さゆえです。 けんつよさん主催のヴィンテージトーナメントは4月16日に第2回「バイオレンス杯」も予定されているので、そちらの参考にも是非。 |
今日紹介するのは、最近は少なくなりましたが、好きな人には堪らないデッキ。 ChickenatogさんのIllusionary Mask(※は制限カード、2005年12月24日開催の第3回東海道ヴィンテージ大会-Tokyoより。順位不明)
《Illusionary Mask》で《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》を速攻召還して殴り勝つコンボデッキに打ち消しと手札破壊、《露天鉱床/Strip Mine》+《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》コンボを組み込んだ、非常に綺麗なデッキ。 サイドは《次元の狭間/Planar Void》以外《狡猾な願い/Cunning Wish》用で、《殺し/Snuff Out》は比較的珍しい選択。 無論、デッキとしてもそれなりに強いのですが個人的にはデッキ構築のセンスが良かったので紹介しました。 ヴィンテージは色々なカードが使えるので、自分なりのこだわりも大切です。 そしてもう一つ。 今回は県外某所からタレコミがあったので、ちょっと古いレシピですが、紹介します(情報提供に感謝)。 Hisaya TanakaさんのSligh(※は制限カード、2004年8月7日開催のChiban Dragon Convention 2004 Summer Festa24名中1位)
所謂青ガンメタの赤スライですが、何と制限カードは《露天鉱床/Strip Mine》1枚のみ。 《Mox Ruby》すら入ってません。 基本的には序盤はクリーチャーで殴りつつ、中盤から通らなくなったクリーチャーを《頭蓋骨絞め/Skullclamp》で火力に変えて本体を狙うデッキ。 サイドの《沸騰/Boil》は勿論、メインから《紅蓮破/Pyroblast》4枚と完全な青メタです。 手に入れづらいカードも2枚の《Chain Lightning》くらいなので、「代用カード」は嫌だという方にお薦めです。 |