HAMASAI 6th 総括

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今年も開催、年末恒例の「祭り」。
今年からは「HAMASAI」に改名し、ちゃんとシリーズとして続けていきますよ〜ということになってから早いモノでもう6回目。

年末の祭りとしては初めて外で会場を借りたこともあり、また予選等をやらなかったのも手伝って今回ほど運営が厳しかったのもなかったです
ハイ

日程的にクリスマスとモロ被りしちゃったのも厳しかったし
それでも32名も集まってくれたことに感謝。

来年もやれって言われたら…かなり考えます
でも多分やる。

・HAMASAI 6th概要
今回は会場のキャパに余裕があったので予選→決勝方式をとりませんでした。
それが故に運営費で非常に苦しめられたわけですが、毎年年末の祭りは権利獲得者しか出れない形式にしてることが多かったので今年はその枠を取っ払ってみようという一つのチャレンジでした。


・今回のルール
年末の大会の決勝には毎回「祭り気分を盛り上げよう」ということで場を混乱させるべく特別ルールを設けています。
いつもならその辺わかった人だけが予選を通過してくるので何の問題もないんですが、今年はオープン形式だったんでそこんとこどうなのよってのも不安の種でした。
当日まで胃に穴が開きそうな気分。

んで今回のルールは数年前にもやったカイジネタ。

・ジャンケンカードは12枚、星は3つ渡されてスタート

・全ラウンド終了時に星を3つ以上確保した上で、ジャンケンカードをすべて消費するのが勝利条件

・星は負けた方から勝った方に渡す
引き分けた場合、双方から1個没収

・勝利条件を満たした場合ラウンドの途中でも別室に上がってよい
そのまま続行することも可能
別室に上がったら、その後は大会に関与できない

・星がなくなった時点で別室行き
もう大会に一切関与できない
ジャンケンカードが残っている場合は返却する

・何らかの理由でラウンド中に対戦相手が別室に行った場合、その相手との残りのゲームは不戦勝とする
3ゲームの内、1ゲームめで相手が別室に移動した場合は残り2ゲームが不戦勝になる
不戦勝には星の移動がない

・ジャンケンカードは1ゲーム開始時に1枚必ず使用し、これで先攻後攻の決定をする
ない場合はゲームできない
試合開始から5分以内で調達できなければゲームロス、10分以上かかればマッチロスとなる
このときにこの勝負で星を何個賭けるか決定する

・ジャンケンで勝った方が先攻後攻を選らぶ
引き分けた場合は、ダイスロールやコイントスで勝負して決める
その後、カードは場に残りヴァンガードと同じように機能する
ゲーム終了時に黒服が回収する
回収されたカードの枚数は随時ホワイトボードで公開する

※ちなみにジャンケンカードはグー、チョキ、パーの3種類
・グー:手札+1、ライフ−1
・チョキ:手札+1、ライフ対戦相手+2
・パー:手札+−0、ライフ+3

カードの強弱は意図的につけてます
じゃないと5ラウンドっていう時間では使用枚数に面白い偏りがでないので



・1マッチは50分
延長ラウンドはない
制限時間内に決着がつかなかった場合そのゲームはドローとする

・インテンショナルドローを認める
しかし、その場合も通常のドローと同じように星は没収される

・最終順位はスイスドロー形式で計算して決定する
別室に行った者はドロップしたものとして扱う

・星は大会終了時にブースターと引き換えることができる
質流れのカードに引き換えてもいい
引き換えは上位の者から優先する

・全ラウンド終了時に星が3つに足らないか、ジャンケンカードを残している者は失格となり星は没収される

・ジャンケンカードの廃棄は禁止(トイレに流したい気持ちはわかるが)

・星は試合中でなければレアを質入して入手可能
質入した場合、大会終了時に星を返却しないと賞品として流れる

以上が特別ルール。
基本的にここに書かれてることさえ守っとけばあとは何やってもよし
ただし試合をぶち壊しにしない範囲で(たとえばゲーム中に関係ない卓に星の譲渡交渉に行くとか…これは単なる遅延行為と変わんないし)

で、最終的に上位4人で決勝のシングルラウンドをやって優勝者にはブースター1箱という感じ
けっこう豪華な話だったと思いますがどんなもんでしょうか?

システム上、チームで動いてる人に有利なのは前回同様。
まあ、お祭りなんだしみんなでワイワイやってもらおうというのも一つあるんですが、今回あえて交渉時間まで設けてその辺を後押ししてるのは普段あまり大会とかに出る機会がない人たちに他の人と知り合う機会をという意味も込めてのこと。
やはりこのゲーム、対戦相手がいてナンボの部分があるので普段プレイするコミュニティ以外にも知人が多いにこしたことはなし。
派手な名刺交換会みたいなものか。
「どもハジメマシテこういうものですがチョキよこしやがれコンチクショウ。」
上手くいったのかどうかはわかりませんが、今後の県内MTGシーンの活性化に繋がってますように。

・参加したデッキタイプ
人気からいくとけちコン、ワイルドファイア、8ヒッピーとかがけっこう人気。
あとはセレズニアビートダウン、やそコン、バーンなど。
全体にボードコントロールが多め、カウンターは少ない、バーンも少ない、とワイルドファイアが炸裂する土壌が整備されていました。
しかしまあ、そこは特別ルールによってデッキ相性なんか簡単に粉砕されてしまうので…結果、決勝に残ったのは《よりよい品物/Greater Good》+《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star》を内蔵したけちコン、白緑&白赤ウィニー、そしてバベル。
今回のルール上、長いデッキは不利だったにも関わらずバベルで優勝されたけんつよ氏には脱帽。

とりあえず今回の大会も無事に終了。
また来年も続けて行く事ができれば幸いです。