サイクロンHAMAエンジン |
時はさわやかな初夏の風薫り、スカージのスポイラーが流れ始めた頃。 某氏に 「HAMA研さん、ストームって強いの?」 と問われ 「強い。古いカードが使える環境ほど。」 と即答したものの、彼には伝わらなかったよう。 時は流れスカージもスタンダード入り目前。 巷では《精神の願望/Mind's Desire(SCG)》を軸に据えたライブラリ破壊デッキが出現。 コレを元にストームの強さを視覚的にもわかりやすく知らしめてやろうということで作成されたのが サイクロンHAMAエンジン。 コイツは今までのHAMAエンジンとはケタ違い、規格外のパワー。 あまりの強力さ故、扱いには熟練を要する上に公道が走れないというおまけつき。 なにせタイプ0ですから。 使用上の注意をよく読んでからお使いください。 |
まずはデッキの内容からご覧下さいということで。
タイプ0ですから法に触れるブツがモリモリ入ってますがそこは気にしないように。 動きとしてはスタンダードのストームアウトと基本的に一緒。 ただ、0マナでプレイできる物件がしこたま入っているので稼げるストームの数は桁違い。 しかもそのほとんどがマナを出せるので1ターン目に《精神の願望/Mind's Desire(SCG)》をプレイするのもそう難しくありません。 後先考えずに各種《Mox》を並べまくりましょう。 すぐに手札がスッカラカンになるかと思いますがそんなことを気にしてちゃダメのダメダメ。 《Ancestral Recall(UN)》や《Timetwister(UN)》を駆使して手札を再びチャージし更にストームをモリモリと稼ぎましょう。 《瞑想/Meditate(TE)》も相手に1ターンくれてやるなんてハンデは気にせずに積極的にプレイすべきです。 どうせ対戦相手には貰ったターンを使う機会などありはしないのですから。 《土地譲渡/Land Grant(MM)》はほとんど土地の入っていないこのデッキならほぼ確実に0マナでプレイできるハズ。 もし土地が手札に入っちゃってたら《渦巻く知識/Brainstorm(MM)》でライブラリに戻すなり、《大あわての捜索/Frantic Search(UL)》で捨てるなりしてピッチでプレイしストームに貢献させましょう。 《大あわての捜索/Frantic Search》は《早摘み/Early Harvest(MI)》と《入念な研究/Careful Study(OD)》が1枚になったアツいカード。 フリースペルクリーチャーと違って手札以外からプレイされても土地が起こせるので《精神の願望/Mind's Desire(SCG)》でめくれたときも安心。 手札とマナの双方の充実を図りましょう。 《輪作/Crop Rotation(UL)》は《土地譲渡/Land Grant(MM)》から探して来た《Tropical Island(3E)》を《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy(UZ)》に変換したり、タップした《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》を次の《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》に変換して更なるマナの獲得に。 これらのカードを駆使して放たれる《精神の願望/Mind's Desire》は破壊力抜群。 このデッキだと土地がめくれる可能性は極めて少ないのでめくれたカードはほぼすべてプレイすることができます。 以上のカードを駆使し、かなりの高確率で1ターンキルを決めることが可能です。 しかし、強大な武力を駆使するものは相応の心構えが出来ていなくては無駄な殺戮を繰り返し 「勝利の後はいつもむなしい。」 などとほざくハメになるので、以下の使用上の注意をしっかり守って、楽しく遊んでいただきたいところです。 @子供の手の届かない所に保管してください このデッキはどこを切っても万を超える紙の束、一財産です。 《Black Lotus》をよだれでヨレヨレにされたりしないように保管には充分気をつけましょう。 A本来の用途以外に使用しないで下さい 一財産だからといって札束よろしくデッキで頬を叩いたり、キャバ嬢の胸にねじ込んだりするのは人としてどうかと。 B人に向けてはいけません このデッキは対戦相手に何かする隙を与えないので退屈させてしまいます。 せっかく相手をしてくれた人との友情にヒビが入りかねません。 一人で遊ぶようにしましょう。 C長時間連続使用してはいけません 閉めきった部屋で長時間使用していると気持ちよくなり、もう普通のデッキには戻れなくなることがあります。 D目に入らないように気をつけましょう このデッキをすべて本物のカードで組むと総額はすごいモノ、卓の上に並んでると目がつぶれます。 このデッキのすべて贋物のカードで組むと安上がりなものの、WoC社の人に見つかると手が後ろに回ります。 人様の目に入らないようにしましょう。 よく読んで正しくお使いください。 |