>HAMAエンジン3号 |
あれはまだウルザズサーガはまだ未発表、ミラージュブロックが最後の残光を放っていたころのこと、我々は未完成のHAMAエンジン壱号なるものを放り出してごみ箱につっこんでしまったことがあり、「あんな呪われたガラクタ放置しておいてもよいものか」と結構気に病んでいた時期ありましてなかなかに胃の痛い思い日々を送っていました。 ある朝、私が風呂場でヒゲを剃ろうとして滑って転び洗面台の角で頭を殴打した瞬間、頭の中に直接語りかける声の存在に気がつきました。 その声の主は「黒い三連星」と名乗り、自分達は生前理想のために戦って散った戦士だったこと、骨董品好きの現地指揮官とはソリがあわなかったこと、いまは宇宙へ飛んで永遠の喜びのなかを漂っていることなどを聞きもしないのにしゃべり、さらにはHAMAエンジン壱号の改善法までとうとうと語って聞かせました。 というワケでこれが彼等の有り難いご教示のおかげで完成したHAMAエンジン参号。 聖なるメサ(MI)+スカイシュラウドのエルフ(TE)+アシュノッドの供儀台(5E) 「黒い三連星」は「我々にできるのはここまでだ。後はこれから先は君達自身の努力にかかっている。」 と告げ、連邦は悪魔の軍であること、未来に希望を持つこと、人類の革新の時がすぐそこまで来ていること、そのためには地球の重力に魂を引かれないようにすること等等いくつかのアドヴァイスをしたあと最後に「行くぞオ○テガ、マッ○ュ、ジェッ○ス○リームアタックだ。」という言葉を残し、彼等の声は聞こえなくなってしまいました。 奴等は無責任にも、言うだけ言って使い物に仕立て上げるという一番肝心な所を他人に押し付けて行ってしまったので私は所長の了解を取った上でHAHAエンジン参号の実用化に向けて動き出しました。 例によって伏魔殿(EX)と組み合わせる所から始めて大地の知識(TE)で無限マナを出す、リサイクルで死ぬまでカードが引けるなど思いつく限りやってみましたが結論から言えばダメダメでした。 決まるスピードから言えばパンドレッドはおろかHAMAエンジン弐号にすら及ばず、マナを出せばメサクラフトよりもはるかに効率が悪く、リサイクルでカードを引いても使いみちがない、はやい話があらゆる既存のコンボに及ばない駄作だったわけです。 結局私は、またもや実用化を断念せざるを得ませんでした。 しかし、もう以前のような悔いはありません。実用化にはこぎつけませんでしたが前のようにやり残しは無いのですから、これからは私はきっと過去に捕らわれることなく前に進んでいくことができることでしょう。 ひょっとすると「奴等」は今もどこかから見守ってくれているのかも知れません。 主任「今回はそれっぽくかいてみましたけど、どーっすかね? いくらなんでも愚かな世迷い言ほざき過ぎですかね」 所長「まあ、いーんじゃないの適当に書いとけば、最近いそがしいことだし。そういや、 近頃チャネラーとかゆう人種の話聞かないよね、一時期流行ったのに。そもそも あの人達って何するひとだったの?」 主任「大宇宙の大いなる意志とかゆうのでしょ」 所長「たとえば?」 主任「そりゃ、バシャールとかエクトンとか…。」 所長「他には?」 主任「ララアとかクェスとかシロッコとか…そうそう月面のファーストニュータイプとか 自衛リーグ司令官キャプテンモーロックとか死後のブチャラティとか…」 (所長、物も言わずに殴る) 所長「でも何で減っちゃったんだろうね、チャネラー。」 主任「そりゃもう、チャネル(4E)禁止になったからでしょう、チャネルボールが…」 (所長、徹底的に殴る) ・参考文献 ほんとにあった恐い話コミックス「私のチャネリング体験記@〜B」 |
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