BIG SHOT:そして9版へ

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2005年8月7日 HAMASAI5th 優勝 マスクド山内
赤単スライ
昨今のスライとはワケが違う、本家スライの流れを汲むマナカーブ。
適度なクリーチャーと焼き。
そしてトロンやコントロールに突き刺さる《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher》。
きっちりとメタを踏まえつつ、やりたい事を通す漢のデッキ。
残念ながら9版からのカードはサイドの《陶片のフェニックス/Shard Phoenix》1枚しかないのがちょいとさびしい。
2005年8月7日 HAMASAI5th 2位 T@Anonymity
緑単トロン
昨今、勝ち頭のトロン。
しかしこのデッキは《白金の天使/Platinum Angel》+《レオニンの高僧/Leonin Abunas》が導入されてちょっと懐かしいテイストが漂うデッキ。
9版導入の影響としては各種赤系デッキに突き刺さっていた《ぶどう棚/Vine Trellis》が消えたことか。
そのかわり最も嫌がらせとして有効だった《すき込み/Plow Under》も消えたので損失はトントン以上かも。
最近では《金属モックス/Chrome Mox》を採用する形が出てきているので、この先はその辺を踏まえて新しいマナベースを模索する時期なのかも。
2005年8月7日 HAMASAI5th 3位 菊四@Anonymity
青単ビートダウン
一応流行りの青単。
とはいえカウンターは一枚もなし。
ある意味、漢らしいのか。
相手よりもカードが引ければ勝てるんじゃよという、剛田ニズムに溢れたこの構成に世の青単使いは失禁寸前。
コレでトロンに勝てるのかとか色々と疑問は残るものの、《ブーメラン/Boomerang》と《時間の名人/Temporal Adept》によるハメで実際に勝ってるんだからあとはプレイヤーの技量次第…なのか?
2005年8月7日 HAMASAI5th 5位 けんつよ
青単トロン
ある意味で今回の大本命と目されていた青単トロン。
実際、人気としても赤単と並ぶ1位にして最も高い決勝進出率を誇るこのデッキ。
数が多いだけにチューンが個々人それぞれ違うんですが、ちょっとアツそうな《メムナーク/Memnarch》が使用されてるという点が個人的にヒットしたのでこのデッキリストを採用しました。
緑単トロンよりも失ったものがないくせに、あって嫌なカードは消えてるのでココからも勝ち組の一角として名を馳せるのでは。
2005年8月7日 HAMASAI5th 6位 Ito@Anonymity
GBリアニメート
昨今、スタンダード環境では見かけなかったリアニメート。
以前のリアニは対処しづらいデカブツを吊り上げてそのまま殴りきるというプランだったわけですが、近年の釣竿の変質ブリにともなって場に出て死んだときにおいしいクリーチャーを釣り上げて儲けるというプランに変更。
レジェンドであれば《浅すぎる墓穴/Shallow Grave》と変わらない《御霊の復讐/Goryo's Vengeance》と、速攻こそつかないものの何でも釣れてターン終了時にオートでサクれる《御霊の足跡/Footsteps of the Goryo》の2枚で《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》や《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer》を使いまわして勝利を目指す。
サクらないとリムーブされてしまうクリーチャーを始末しつつドロー強化、生き埋めエンジンまでを兼ねる《よりよい品物/Greater Good》が採用されて、新機軸のリアニとして結構面白い仕上がりになってるんじゃないかと思います。
2005年8月7日 HAMASAI5th 8位 Can
黒単ハンデス
黒の誇る「場に出たときに手札を剥ぐ生物」と《頭蓋骨の収集家/Skull Collector》のシンプルコンボに《霊気の薬瓶/AEther Vial》を絡めてタイミングを壁を越えたデッキ。
コントロールなら手札をズタズタにされること請け合い。
でもトロン相手にはちょっと間に合わないことも。
これまた9版のカードがメインに投入されてないのがちょっとさびしかったりしますです。
その代わりサイドには新エディクト《残酷な布告/Cruel Edict》、黒の1ターン目を埋める《脅迫状/Blackmail》等いろいろと詰め込まれてます。
2005年8月7日 HAMASAI5th 10位 bk@CORPS
青単コントロール
今回、参加した青単の中では一番健闘したのがこのデッキ。
やはり各種トロンの海の中では厳しかったのか、あまり上にはいけなかったようで…。
失ったものとしては《袖の下/Bribery》とかで、そんなに影響はないはずなんですがやっぱり厳しいものは厳しいようで・・・。
しかし《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》の強さは保証済み。
ミラディンブロックが環境から落ちるまではメタ次第で再び浮上することもあるはず。
2005年8月7日 HAMASAI5th 15位 マツケン@チームUK
GUマナオーバーロード
昔懐かしいコンボデッキ臭がプンプンする年寄りには香ばしいデッキ。
無駄に溢れるマナから《早摘み/Early Harvest》で無駄に溢れるマナを確保し、無駄にカードを引きまくり、無駄に自分のターンを確保してやりたい事をやる。
なんか一昔前の《精神の願望/Mind's Desire》デッキに近いノリですね。
9版環境下での新しい方向性を示すデッキとしてはかなり面白いかと。
サイド後は無駄に溢れるマナから《火の玉/Fireball》という強襲モードもあり。
実際に動いてるのを見てて、延長5ターンを全部持っていくという荒業を敢行していたのがかなり笑えました。
2005年8月7日 HAMASAI5th 18位 トン@チームUK
緑単ストンピィ
各種緑系デッキを食って旧環境では覇を唱えた緑単ストンピィ。
しかし、今回は《すき込み/Plow Under》の脱落を受けてかもしんない緑の不人気から、お客さんに恵まれなかったらしくあまり上位には食い込めなかった模様。
2005年8月7日 HAMASAI5th 20位 ERU@チームUK
白単ウィニー
個人的には今回、かなり上まで行くんじゃないかと期待していたのが白ウィニー。
低コストでサイズと回避能力に恵まれた優秀クリーチャー。
各種コントロール及びトロンをガッカリさせてくれる《塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker》。
そして環境にはびこる各種アーティファクトとクリーチャーをタダのバニラに変える《減衰のマトリックス/Damping Matrix》。
この組み合わせはかなり対戦相手に嫌がられるんじゃないかと思ったんですが…真ん中。
やはりサイドに回した《減衰のマトリックス/Damping Matrix》はメインだったのかどうかが使用者に聞いてみたいところ。
2005年8月7日 HAMASAI5th 37位 心輝浪
赤単バーン
バーン・・・というにはクリーチャーが多め。
でもメインは焼きでクリーチャーはダメージの補助という設計思想は紛れもなくバーンそのもの。
数あるバーンスペルの中でも条件さえクリアすればかつてないコストパフォーマンスの《碑出告の第二の儀式/Hidetsugu's Second Rite》のが採用されているのが興味深いところ。
残念ながら今回は勝ち星に恵まれなかったようではあるものの、個人的には今後に期待したいです。
2005年8月12日 FNM中止につきミニゲーム 2位 壱@HAMA研
赤緑ステロイド
HAMASAIの時も似た感じのステロで参戦してたものの、このときはよりヘビーランデスにシフトして構成を変えてきてます。
トロンへの耐性を考えるとコチラの方が嫌がられそう且つ《燎原の火/Wildfire》を撃つというコンセプトにはマッチしてる気もします。
これまた《すき込み/Plow Under》の抜けた穴を埋めるデッキとなり得るか今後に期待大。