BIG SHOT:6月の賞金首

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2005年6月19日 UK杯 優勝 大人@維新流
緑単コントロール
新環境下、県内で最初の大会で優勝したのはいわゆる「CO」型緑単色コントロール。
救済から新規採用されたのは《暴走する氈鹿/Stampeding Serow》。
《暴走するヌー/Stampeding Wildebeests》とほぼコンパチのこのクリーチャー。
今も昔も緑の187クリーチャーを使いまわすことにかけては天下一。
今環境では無敵の相棒《永遠の証人/Eternal Witness》と組んで《すき込み/Plow Under》によるマナ+ドローロックも可能に。
マナブーストも従来なら《木霊の手の内/Kodama's Reach》だったところが《暴走する氈鹿/Stampeding Serow》との相性を考慮してか《ウッド・エルフ/Wood Elves》に変更されてます。
2005年6月19日 UK杯 2位 主水@HAMA研
緑青アグロコントロール
COに青をタッチして多少丸くしたようなデッキ。
《創造の標/Beacon of Creation》がなくなった分、打撃力が多少落ちているものの対処力は若干上昇。
《暴走する氈鹿/Stampeding Serow》同様《残響する真実/Echoing Truth》と《永遠の証人/Eternal Witness》×2でやはり《すき込み/Plow Under》ロックに持っていく事が可能に。
装備品では対処しづらいようなクリーチャーも《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》で一応対処可能に。
しかし土地サーチをきっちり引いて来れないと色事故で困ることも。
2005年6月19日 UK杯 5位 アンドレ
青単コントロール
親和の主要パーツが禁止になって後、一大勢力にのし上がった青単コン。
クリーチャーデッキ主体の環境ならやはり《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》の制圧力がいかにデカイかをヒシヒシと感じさせてくれます。
青単の常で大量のカウンター、そしてドローエンジンとバウンスで構成されてますがこのデッキはドローエンジンに《泥棒カササギ/Thieving Magpie》ではなく《呪師の弟子/Jushi Apprentice》を採用してます。
どちらがよいのか甲乙つけがたいところですが、コストの軽さ重視だったということでしょうか。
メインから《時間の名人/Temporal Adept》が2枚採用されているところから見て、同キャラやウルザトロンとの対戦を想定していたのかも。
サイドの《幻覚/Mind Bend》がちょっと珍しいところ。
《沸騰/Boil》が書き換えられないコチラをあえて採用しているのはやはり軽さ重視だったんでしょうか。
2005年6月19日 UK杯 6位 Can
青単トロン
往年の青茶単をちょっとだけ髣髴させるコントロールデッキ。
緑トロンと違って積極的にウルザ3地形をサーチしてくることはせず、青の売りたるドロー操作で気長にかき集めミラディンブロックの誇る強力アーティファクトで場を制圧。
最終的には《骸骨の破片/Skeleton Shard》と《電結の回収者/Arcbound Reclaimer》によるアーティファクト循環でハメモードに持っていくことも可。
2005年6月19日 UK杯 7位 Kacka@よせあつめ
黒単コントロール
不器用な色に救済からもたらされた福音《真髄の針/Pithing Needle》。
現環境、不器用さにかけては高倉健に勝るとも劣らないと巷で評判の黒。
こりゃ使わないわけにはいかないイベと言わんばかりで建造されてるこのデッキ。
せっかくの手札破壊を魅惑のトップデック力でぶち壊しにしてくれる《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》やら、せっかく減らしたライフをモリモリと回復される《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》とか色々閉じ込めてくれるこの逸品と、ひょっとしたら《もぎとり/Mutilate》なってくれるかもしれないナイスフィニッシャー《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer》を軸に、あとは昔懐かしい黒コンのテイスト満載で構築されてますね。
2005年6月19日 UK杯 8位 細木=ドドリア@維新流
赤単ポンザ
こちらはまた何と言うか…「救済?それって食べれるんですか」と言わんばかりの超旧来型ポンザ。
その救済使用率0l。
別に新しいカードなんかなくても充分闘えちゃうぜと道を示してくれる貧者の核兵器的な存在。
いや、実際作ろうと思うと意外と高いんですが。
ここの救済から《荒廃の思考/Thoughts of Ruin》等が加わってくるとどうなるのか興味深いところです。
2005年6月24日 フライデーナイトマジック 1位 壱@HAMA研
緑単コントロール
UK杯のデッキに比べると《暴走する氈鹿/Stampeding Serow》が増量されてよりシナジー重視のチューンがなされてます。
そして装備品がギッチリ詰め込まれてて、よりクリーチャー戦を重視した形に。
《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》がまとまった枚数投入されてると《暴走する氈鹿/Stampeding Serow》のトランプルも活きてくることですし。
2005年6月24日 フライデーナイトマジック 2位 Luther
白単ビートダウン
基本は白単ウィニー。
でもそこに《神の怒り/Wrath of God》と《野の源獣/Genju of the Fields》を加えてコントロール要素を若干強化したような構成。
そして《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》と《サバンナ・ライオン/Savannah Lions》計8枚。
《天羅至の掌握/Terashi's Grasp》もメインから積んでるとこを見ると、クリーチャーデッキとコントロールデッキの両方にどうにか耐性をつけようという努力が見受けられます。
2005年6月26日 A−ZERO COMPETITION 優勝 具志堅 政之
緑単ビートダウン
《永遠の証人/Eternal Witness》、《すき込み/Plow Under》、《トロールの苦行者/Troll Ascetic》、《森の占術/Sylvan Scrying》、《刈り取りと種まき/Reap and Sow》と現環境の緑には強いカードが目白押し。
ソレゆえの緑系コントロールの隆盛なんですが、そこに真っ向から異を唱えるのがこのデッキ。
同じ緑をベースとしつつメインから8枚投入された森渡りが相手のライフを着実に削り、簡単に数が伸ばせる森が《ブランチウッドの鎧/Blanchwood Armor》を強化する。
そんな漢のビートダウンデッキがコレ。
緑が強い今だからこそ緑に強いデッキを。
そんな勢いが感じられる漢のデッキ。
UK杯でも堂々3位に食い込んでる辺りが、ポテンシャルの高さを感じさせます。
2005年6月26日 A−ZERO COMPETITION 2位 CCB@よせあつめ
緑黒ビートダウン
忍者と187クリーチャーの魅惑のコラボ。
そんな感じの緑黒ビートダウン。
とうとうメイン、サイド両方から《死の雲/Death Cloud》が消え完全に殴りにいく方向にシフトしたデッキに。
コントロール要素が減った分は増量された装備品がカバー。
キレイに回れば大抵のクリーチャーデッキを封殺することが可能。
しかし、コチラも盤面のコントロールをクリーチャーに頼っているため完全にアンチクリーチャーにシフトしたデッキを相手にすると多少めんどうくさいことに。
2005年6月26日 A−ZERO COMPETITION 4位 大人@維新流
青単ビートダウン
現在の環境でほとんど注目されてない青のクリーチャービートダウン。
しかしそこは青のやること。
パワーの高いクリーチャーはほとんどいないため、殴り弱さは装備品でカバー。
あとはバウンスでごまかしつつ時間を稼ぎ、無駄に引けるカードで敵を圧倒が基本プラン。
コントロールデッキが多い時ならかなりの活躍が見込めるかもしれないものの、クリーチャーデッキが優勢な現状ではちょっと厳しいかも。