BIG SHOT:8月の賞金首 |
8月8日フライデーナイトマジック1位 荷川取 佐@C.O.P.S ゴブリン召集 |
現在環境最速のゴブリンデッキ。 とはいえ速いデッキには中盤以降の息切れがつきもの。 そこを黒をタッチして《総帥の召集/Patriarch's Bidding(ONS)》で回避しようというのがこのデッキ。 息切れ防止に加えて大量除去に対する耐性も同時に獲得した上に、デッキの構成要素がほとんどオンスロートブロックにあるのでこの先、長くに渡って顔を合わせることになるかも知れません。 |
8月8日フライデーナイトマジック2位 長北1号 ゴブリン |
コチラは上のデッキとは違って古式ゆかしい赤単。 器用さは持ち合わせてはいないものの、色事故はほぼ皆無なので安定した回りが期待できます。 最速最強伝説の信望者にはコチラがお勧め。 |
8月15日フライデーナイトマジック(Onsブロック構築)1位 主任@HAMA研 ドラゴンコントロール |
ブロックではかなり有力視されるWRコントロール。 とはいえまだ構成は固定化していません。 《稲妻の裂け目/Lightning Rift(ONS)》や《霊体の地滑り/Astral Slide(ONS)》といった根幹の部分を入れるか外すかでもかなり趣味が分かれるところかと思いますが、そのどちらもバッサリと外してしまったのがコレ。 スカージの参入以前はRGでこのデッキは存在していましたが、《邪神の寺院/Temple of the False God(SCG)》で色に関係なくマナが加速できるようになったこと、《永遠のドラゴン/Eternal Dragon(SCG)》で安定して《窯口のドラゴン/Kilnmouth Dragon(LGN)》が増幅できるようになったことなどで成立したみたいです。 |
8月15日フライデーナイトマジック(Onsブロック構築)2位 照屋 博一 白単ウィニーコントロール |
一般的な白単コントロールの除去を兵士システムに差し替えたようなデッキ構成です。 その分、序盤からガンガン攻めていくことが可能で同キャラ相手には有利に働くことも多いかと思われます。 《熟達の刃の精鋭/Deftblade Elite(LGN)》で挑発したクリーチャーを《カタパルト兵団/Catapult Squad(ONS)》で始末するギミックで小型クリーチャーならハメに行くことも可能。 しかし、エンチャントや大型クリーチャーに対する耐性は落ちていると思われるのでWRサイクリングなどのコントロールデッキがこの先はびこるようなら多少キツイのではないでしょうか。 とりあえず、《アクローマの復讐/Akroma's Vengeance(ONS)》あたりは4枚にしておいてもバチはあたらないかも知れません。 |
月刊ゲームぎゃざ創刊4周年記念トーナメント(Onsブロック構築)優勝 荷川取 佐@C.O.P.S, ゴブリン |
スタンダード以上の巨大勢力を築き上げているブロック構築のゴブリン。 それに対処するために《銀騎士/Silver Knight(SCG)》がはびこりまくりの環境を意識しての《つつき這い虫/Clickslither(LGN)》や《刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing(ONS)》、《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter(ONS)》の採用が光ります。 特に《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter(ONS)》は同キャラにおいてもかなりの力を発揮するので、WRとゴブリンの双方と数多く対戦することが予想されるブロック構築環境ではかなり重宝すると思われます。 |
月刊ゲームぎゃざ創刊4周年記念トーナメント(Onsブロック構築)2位 心輝浪 ゴブリン |
このデッキも上のデッキと同様《銀騎士/Silver Knight(SCG)》を意識した構成になっていますが、更に《炭化/Carbonize(SCG)》を加えて手広く対応できるようになっているように見えます。 炭化は白系のコントロールデッキなら必ず採用されている《永遠のドラゴン/Eternal Dragon(SCG)》を完全に除去することを可能とし、ゾンビ召集のほとんどのゾンビを墓地から再利用することを不可能にしてくれます。 3点というダメージの大きさは本体へのとどめの一発としても有望です。 同キャラの時だけは3マナというコストの重さが気になりますが、ほとんどのデッキとの対戦で腐ることはないんじゃないでしょうか。 |
月刊ゲームぎゃざ創刊4周年記念トーナメント(Onsブロック構築)3位 竹@よせあつめ WUコントロール |
白系のコントロール基盤をカウンターで支援する形のデッキ。 主力のカードがことごとく重いこの環境では《紛糾/Complicate(ONS)》はかなりの確立でカウンターできますし、腐ってもサイクリング可能。 コントロールデッキ同士の対戦を意識するならかなりアリな選択ではないでしょうか。 ただ、ゴブリンを相手にすることを考えると2色にした分の色マナの不安定さが気になるところではあります。 しかし、もともとが赤に対抗するために出てきた白コンと同じベースを使っているだけにしっかりとサイドボードすれば対抗できんこともないかと思われます。 |
I8月29日フライデーナイトマジック1位 Ito@Anonymity ストームデザイア |
8版でキーカードの《早摘み/Early Harvest(MI)》が落ちることが予告されていただけに、期間限定のデッキだったデザイア。 その割に様々なバージョンが試されて、3色のモノまで出てきましたが今ひとつ成果を残しきれてませんでした。 そこへ来て最後のフライデーで3回戦とはいえ全勝。 最後の花道ってヤツでしょうか。 デッキ自体はスタンダードでは比較的ベーシックな青緑の2色に絞ったタイプ。 ドロー強化に胡散臭い《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》が使用されている以外は一般的なレシピになっています。 今後はエクステンデッドでの活躍に期待といったところでしょうか? |
8月29日フライデーナイトマジック2位 もり 黒赤コントロール |
オーソドックスな黒単コントロールにちょっとだけ赤をタッチし《燃え立つ願い/Burning
Wish(JUD)》で便利なソーサリーにアクセスしようというモノ。 先月から使い込んでいましたが、その分サイドの選択肢などがだいぶ練れてきた感じです。 そもそも黒コンの強さの源は各種黒の強力ソーサリーな訳で、状況に応じてそれらがサーチ出来るかつ引く確立が上がるってのは非常に面白いアプローチだと思います。 その分色事故の可能性はついて回りますが、そこに目をつぶってもよいと判断したかと。 |