BIG SHOT:7月の賞金首 |
7月11日フライデーナイトマジック1位 もり WU対立 |
往年のプロパオーブを髣髴させる半ロックデッキ。 ハメられてしまうとクリーチャーで撲殺する以外勝ち手段のないデッキではかなり勝ち目が薄くなるのがきついところ。 クリーチャーデッキが割と多い現在なら結構いい選択肢だと思うんですが、肝心のロックパーツのうち1枚がクリーチャーのため、様々なデッキに対処されてしまうのはツライかも。 赤が少ない時期なら…。 |
7月11日フライデーナイトマジック2位 リーダー山内 UG |
以前ならUGにも「マッドネス」や「フラッシュバック」「スレッショルド」など明確な区分がありましたが、最近はそれらの混合型が増えているようです。 とはいえ、そこ以外特筆するべき点がないほどUGというデッキのパーツは固まってしまってるんですが。 |
7月25日フライデーナイトマジック1位 荷川取 佐@C.O.P.S ゴブリン召集 |
バンコクで日本勢を大量に上位に送り込んだゴブリン。 従来のゴブリンに黒をタッチし、深刻な問題だった「息切れ」を《総帥の召集/Patriarch's Bidding(ONS)》で解決しようというもの。 《ゴブリンの女看守/Goblin Matron(UZ)》で便利ゴブリンを使いまわすプランが用意されたことでデッキ全体の器用さも上昇してます。 ベース内の大会でも優勝していたので、今後しばらくよく見るタイプになりそうです。 |
7月25日フライデーナイトマジック2位 ひげ ステロイド |
もはやスタンダードで一定の地位を確立した感のあるステロ。 スカージからは《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》を得て苦手だったライフゲインを軸としたコントロールデッキ相手の息切れを解消できるようになったのも追い風。 メインに関して特筆すべき点は少ないものの、《忘れられた古霊/Forgotten Ancient(SCG)》が投入されてる点は気になります。 クリーチャー除去をダメージに頼る赤系のデッキでは、コイツを出されて相手のマナが起きるまでに除去できないと絶望的なので選択肢として非常に面白いと思います。 |
新環境祭り優勝 荷川取 佐@C.O.P.S ゴブリンズ |
ブロック限定ではもはや「ゴブリンに勝てなくてはデッキに非ず」といった状況ですが、当然最も激しくメタられるデッキ筆頭になるワケで、実際に「あなたコレに乗りますか」と問われると及び腰になるのもまた事実。 その点、メタられたことを充分にわかった上でさらにその斜め上を行くこのデッキは非常によいのではないかと。 コントロールを意識したメインからの《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》に《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief(SCG)》下では同キャラ最終兵器になりうる《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter(ONS)》をしっかりとサイドに用意しているあたりが全勝という結果につながったのではないでしょうか。 |
新環境祭り2位 らいらーい ゴブリンズ |
非常にシンプルに、そしてスッキリと仕上がった赤単ゴブリン。 ブロック限定では基本と言っていいパーツに加えてコントロール相手の奇襲性と《銀騎士/Silver Knight(SCG)》を乗り越えられる頼もしさをあわせ持つ《刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing(ONS)》を投入して安定感を重視した感のあるデッキ。 サイドもよりコントロールを意識した形にシフトできるようになっていますがその分、同キャラへの明確な解答を欠いているのが今後の課題かと。 |
新環境祭り3位 照屋 博一 MWC |
台頭するゴブリンへの解答として浮上した白単コントロール。 コントロールとは言え、《銀騎士/Silver Knight(SCG)》や《曙光の精霊/Dawn Elemental(SCG)》を主軸としたビートダウンデッキとの中間を走るタイプが主軸。 その点、このデッキは《最前線の策士/Frontline Strategist(SCG)》や《カタパルトの達人/Catapult Master(ONS)》といった兵士による種族シナジーを組み込んで、よりウィニー色を強く打ち出したデッキになっています。 |