BIG SHOT:2月の賞金首 文:主任@HAMA研 |
2月7日 フライデーナイトマジック1位 荷川取 佐(Team Cop) 赤単ゴブリンウィニー |
2月最初のFNMはエクステンデッド、優勝したのは殴り屋こと荷川取 佐氏のゴブリンウィニー。 旧来のゴブリンウィニーにオンスロートから加わった新たなゴブリンのエース(ゴブリンの群衆追い)を採用しタダでさえ速いデッキがさらに速く。 (ゴブリンの従僕)と組めばバカバカしいスピードで展開できるので、いくら対策を施しても馬鹿回りされてしまうとあっという間に撃破されてしまいます。 エクステンデッドでは常に気をつけるべき存在です。 |
2月7日 フライデーナイトマジック2位 主任@HAMA研 エンチャントレス |
2位は広島で優勝したエンチャントレス。 コンボデッキ好きにはたまらない逸品です。 まだ新しいデッキの部類に入っていたため、動きを解せない人が壊すべき物件を間違えてハマってくれることも多数。 しかしこの先、デッキが知れ渡ってしまった時にはどのくらい生き残れるのでしょうか? オリジナルのデッキからの変更点は土地に《ヤヴィマヤの沿岸》が採用されているトコとサイドに《寒気》が追加されている点。 |
2月21日 フライデーナイトマジック1位 Shin@よせあつめ氏 GWRビートダウン |
一見するとステロイドに見えないこともないかもしれませんが、どちらかといえば緑白のビートダウンに《争乱の崖地》を加えて除去力をアップ。 赤が出るならついでに《炎の稲妻》まで入れとけってのが本音かと。 多色化した分、土地が痛そうですがライフゲイン生物は緑白に匹敵する数入っているので、赤相手にもそれほど苦戦せずにすみそうです。 |
2月21日 フライデーナイトマジック2位 ひげ(チーム山内∞)氏 カウンターサイカ |
前の環境からあいかわらず中心に位置し続けるサイカ。 もっとも内容は環境に合わせて進化し続けているので、昔のデッキと比べるとまるで別物ですが。 このデッキも最近の流行にあわせて、ドロー強化と除去に多くのスロットが割かれる形を取っています。 |
2月23日UK杯優勝 親富祖 昇吾氏 アストログライド |
レギオン入りの大会でしたが優勝したのは1枚もレギオンの入っていないアストログライド。 レギオンはクリーチャーのみのエキスパンション。 ここで追加された新たなカードを取り込んでいくと必然的にデッキはクリーチャーデッキに偏りがち。 そんななか、徹底的にクリーチャーをメタったこのデッキが勝ち組に回るのは当然といえば当然ですね。 今後も要注目です。 |
2月23日UK杯2位 楚南 兼人@Anonymity 赤単バーン |
メインでは橋バーン、サイド後ゴブリンスライに変形という大胆なデッキ。 ハマった時は強いものの、特定の苦手カードへの対策はメインもサイドもひっくり返しても1枚も入ってないので場合によっては死にかねませんが。 レギオンからは《スカークの匪賊》と《つつき這い虫》が採用されています。 特に《スカークの匪賊》は今後よく見るクリーチャーになるかも知れませんので要注意。 |
2月23日UK杯3位 盛顕@Anonymity ステロイド |
このデッキも2位のデッキ同様《スカークの匪賊》が採用されています。 序盤なら2マナ2/1でまあ合格点、中盤以降マナが余れば裏向きで出せば良いわけで、感覚的には昔の《荊景学院の戦闘魔道士》の様な感じになるんでしょうか? もちろん、あれほど便利な訳ではないんですが。 |
2月28日 フライデーナイトマジック1位 荷川取佐(Team C.O.P.S) GWビートダウン |
1月24日のフライデーナイトマジックの時のデッキと比較すると《復仇》などが追加されて、メインからより対クリーチャー戦を意識した形にシフトしてますね。 UGほどの安定性はないモノの、回った時の力強さはGWの方が数段上なのは様々なサイトで紹介されている通りです。 |
2月28日 フライデーナイトマジック2位 阿嘉 亮(Team C.O.P.S) BRリアニメート |
ファイナルではGRBの三色バージョンが好成績を残していますが、世間様では色事故を嫌ったり、動きのスムーズさを求める人々がBRの二色バージョンを愛好しておられるようです。 このデッキもその二色版に準じた構成になっています。 レギオンからは《萎縮した卑劣漢》という、デッキの天敵以外の何モノでもないクリーチャーが参入してくるんですが・・・。 「周囲で《卑劣漢》をどれだけ見かけるか」があなたの地域でこのデッキが生き残れるかどうかの指標としてそのまま使えるんじゃないでしょうか。 |